特許
J-GLOBAL ID:200903036878427300

研削砥石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271039
公開番号(公開出願番号):特開平10-118939
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】ベースの外周側に砥粒層が固着された研削砥石において、研削加工中における研削砥石の撓みを抑制する。【解決手段】研削砥石10は、ベース12が、その軸心方向において、一面18から他面20に向かうに従って縦弾性率Eが大きくなるように構成されることによって、砥粒層40の外周面の直径が大きくなる程、縦弾性率Eが大きくされる。そのため、その軸心回りに研削砥石10が回転させられる研削加工時において、直径が大きいことに起因して遠心力が大きくなる他面20側程、縦弾性率Eが大きくされることから、その他面20側における遠心力に起因する径方向の伸び△rが抑制される。したがって、厚さ方向の各位置における径方向の伸び量△rのバラツキが抑制されることから、外周面34の直径が厚さ方向に非対称に変化させられていることに起因する伸び量△rのバラツキに起因する撓みが抑制される。
請求項(抜粋):
円板状のベースと、該ベースの外周側に固着されて該ベースの軸心方向位置に関連して外周面の直径が該ベースの厚さ方向に非対称となるように変化させられた砥粒層とを含み、該ベースの軸心回りに回転させられた状態で該砥粒層の外周面が被研削材に押圧されることにより該被研削材を研削する研削砥石であって、前記ベースは、前記軸心方向において、前記砥粒層の外周面の直径が大きくなる程大きくなるように縦弾性率が変化させられていることを特徴とする研削砥石。

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