特許
J-GLOBAL ID:200903036880306669

ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-008383
公開番号(公開出願番号):特開平11-198782
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】負圧源に接続されたバキュームブースタの能力低下に起因したブレーキの効きを低下を防止するために、ブレーキシリンダ液圧PB をマスタシリンダ液圧PM より高い液圧に増圧する増圧装置を備えた車両用のブレーキ装置において、負圧源の圧力に応じて助勢限界点PLが変動するにもかかわらず、ブレーキ操作フィーリングを安定化させる。【解決手段】バキュームブースタを、ブレーキ操作力fが増加すると倍力率が大きい領域から小さい領域に移行した後に助勢限界点PLに到達し、かつ、その倍力率領域移行点PCが負圧源の圧力に応じて変動しないものとするとともに、増圧装置を、その倍力率領域移行点PCを増圧開始点PSとして、ブレーキシリンダ液圧PB をマスタシリンダ液圧PM より高い液圧に増圧するものとする。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、入力された力により液圧を発生させるマスタシリンダと、負圧源に接続された負圧室とその負圧室と大気とに選択的に連通させられる変圧室との差圧によって前記ブレーキ操作部材の操作力を助勢して前記マスタシリンダに入力するバキュームブースタであって、前記操作力が増加すると倍力率が大きい領域から小さい領域に移行した後にバキュームブースタによる助勢が限界を示す助勢限界点に到達し、かつ、その倍力率領域移行点が前記負圧室の圧力に応じて変動しないものと、前記マスタシリンダと液通路により接続され、その液通路から供給された液圧により作動するブレーキシリンダを有し、車輪の回転を抑制するブレーキと、ブレーキ操作時に、前記倍力率領域移行点を増圧開始点として、前記マスタシリンダとは別の液圧源により、前記ブレーキシリンダの液圧をマスタシリンダの液圧より高い液圧に増圧する増圧装置とを含むことを特徴とするブレーキ装置。
IPC (4件):
B60T 8/00 ,  B60T 8/26 ,  B60T 13/00 ,  B60T 13/52
FI (4件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 8/26 Z ,  B60T 13/00 ,  B60T 13/52 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 車両用ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-141479   出願人:株式会社デンソー
  • 増圧バルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-348184   出願人:自動車機器株式会社, 株式会社デンソー
  • 特開昭59-092242
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