特許
J-GLOBAL ID:200903036882494438

採便容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097264
公開番号(公開出願番号):特開平8-292189
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 従来のものよりコストが安く、製造に手間が掛からず、簡単な操作で定量的に試料採取ができ、検査の再現性の良い採便容器を提供する。【構成】 両端が開口され、中間が薄膜で閉鎖された容器本体1と、該容器本体1の一端を閉鎖するキャップ部材8と、容器本体1の他端に挿着される試料採取手段4からなる。キャップ部材8と薄膜2の間の溶解液収容室13には便を溶かすための溶解液Sが収容されている。そして、試料採取手段4を容器本体1の開放端14から挿入すると、試料採取部5に付着した余分な便が薄膜2の淵で拭い取られ、一定量の便のみが溶解液収容室13に供給される。また検査の際には、キャップ部材8の先端の閉鎖部11を手で捩じれば脆弱部10で容易に閉鎖部11を開封でき、容器本体1の中央を手で押さえ内部を圧迫すると容器本体1の懸濁液がフィルター12で濾過され排出できるようになっている。
請求項(抜粋):
両端が開放され、中間が薄膜で閉鎖された筒状の容器本体と、該容器本体の一端を閉鎖するキャップ部材と、容器本体の他端に挿着される試料採取手段からなり、容器本体の薄膜とキャップ部材の間の室には溶解液が収容されており、キャップ部材は天面外壁に突設されたノズルと、該ノズルの開口を閉鎖する容易に除去可能な閉鎖部とを有し、天面内壁にノズルの内腔を閉鎖するフィルターを備えており、試料採取手段は容器の開放端と液密に結合する手段と、試料採取部を備えており、容器本体に試料採取手段を挿着したとき、試料採取部が薄膜を貫通して溶解液を収容する室に定量的に試料が採取されるようにしてなる採便容器。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 1/04 ,  G01N 33/50
FI (4件):
G01N 33/48 G ,  G01N 1/04 G ,  G01N 1/04 J ,  G01N 33/50 N

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