特許

J-GLOBAL ID：200903036886063873

毛羽を有するポリエステル糸の製造方法

発明者： 村田 太郎 ,  勝井 寿一 ,  田中 松美
出願人/特許権者： 鐘紡株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-273053
公開番号（公開出願番号）：特開平7-102439
出願日： 1993年10月04日
公開日（公表日）： 1995年04月18日
要約：

【要約】【目的】 製織等の工程においては通常のフィラメント糸と同等の扱いが可能な毛羽糸を提供すること。【構成】 シック部の複屈折率が5〜30×10-3、シン部の複屈折率が50〜180×10-3のポリエステルシックアンドシン糸を熱処理することなく、耐アルカリ性を有する糸条と混繊し、該混繊糸を用いて布帛を編織した後、該布帛にアルカリ処理を施し、シック部の少なくとも一部を溶解せしめてシックアンドシン糸の長手方向に沿ってランダムにフィラメントを切断し毛羽を発生せしめる。

請求項（抜粋）：

ポリエチレンテレフタレート成分と該ポリエチレンテレフタレートに対しアルカリ溶解速度比が30倍以上である易溶解成分とからなり、該ポリエチレンテレフタレート成分が該易溶解成分を完全に包囲することのない横断面形状によって接合され、シック部の複屈折率が5〜30×10-3、シン部の複屈折率が50〜180×10-3で、シン部におけるポリエチレンテレフタレート成分の繊度が0.8デニール以下のシックアンドシン複合糸と、耐アルカリ性を有する糸条とを混繊し、該混繊糸を用いて布帛を編織した後、該布帛にアルカリ処理を施し、シック部の少なくとも一部を溶解せしめてシックアンドシン複合糸の長手方向に沿ってランダムにフィラメントを切断し毛羽を発生せしめることを特徴とする毛羽を有するポリエステル糸の製造方法。

IPC (6件)：

D02G 3/34 ,  D01F 8/14 ,  D02G 3/42 ,  D02J 3/02 ,  D06M 11/38 ,  D06M101:32