特許
J-GLOBAL ID:200903036886696280

片面段ボール製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-071570
公開番号(公開出願番号):特開平7-251469
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 中芯紙とライナとを確実に貼合わせる。【構成】 予熱ロール32,駆動ロール34およびテンションロール36に、無端ベルト36が走行自在に巻装される。この無端ベルト38と下段ロール14で、該下段ロール14の外周面に沿って送給される中芯紙16およびライナ26を挟圧する。無端ベルト38を挟んで下段ロール14と反対側に、下段ロール14と平行にハウジング42が延在し、該ハウジング42に下段ロール14の半径方向に移動自在に押圧部材44が配設される。ハウジング42の内部底面と押圧部材44の底面との間にチューブ48,48が配設され、その長手方向両端部に圧縮空気の供給源が接続される。そして供給源からチューブ48,48に所要量の圧縮空気を供給することにより、チューブ48,48が膨張して押圧部材44は下段ロール14に圧接される。
請求項(抜粋):
外周面に波形段部を形成した上段ロール(12)と、この波形段部に噛合する波形段部が外周面に形成され、前記上段ロール(12)との間に通紙される中芯紙(16)に所要の段形成を行なう下段ロール(14)と、段形成をされた前記中芯紙(16)の段頂部に糊付けを行なう糊付機構(22)とからなり、この糊付けした段頂部の部分で前記中芯紙(16)とライナ(26)とを貼合わせて片面段ボールを製造する片面段ボール製造装置において、前記下段ロール(14)の外周面でかつ前記ライナ(26)の送給経路に近接する位置に、該ライナ(26)の送給に伴い走行または回転するよう配設され、前記下段ロール(14)の外周面に沿って送給される前記中芯紙(16)および該中芯紙(16)に貼合わされるライナ(26)を下段ロール(14)に向けて圧接する主圧着手段(30)と、前記下段ロール(14)の外周面でかつ前記ライナ(26)の送給経路に近接する位置に、該下段ロール(14)に対して近接離間移動してライナ(26)に間接または直接的に摺接可能な押圧部材(44)を備え、この押圧部材(44)を付勢手段(48,50,68,82,98)により下段ロール(14)に近接移動させることにより、該下段ロール(14)の外周面に沿って送給される前記中芯紙(16)および該中芯紙(16)に貼合わされるライナ(26)を下段ロール(14)に向けて圧接する副圧着手段(40)とから構成したことを特徴とする片面段ボール製造装置。

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