特許
J-GLOBAL ID:200903036889707577

キャッシュロック機能を有するデータ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-185996
公開番号(公開出願番号):特開平9-034792
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1997年02月07日
要約:
【要約】【課題】 従来のロード&ロック命令によるキャッシュメモリのロック手法は、主記憶から取り込まれた命令コードを命令キャッシュに転送する特別の経路が必要であり、プログラムの立上がり時にある程度の時間を要し、命令キャッシュにロックされる対象となる領域をプログラムの実行開始後に変更出来ない。【解決手段】 複数のエントリが、命令コードを登録するデータフィールドと、登録されている命令コードのアドレスの一部を保持するタグフィールドと、有効/無効を示すバリッドフィールドと、他の命令コードによる置換の可否をそのセット/リセットにより示すロックフィールドとで構成される命令キャッシュと、データフィールドに命令コードを登録する際にロックフィールドをセットするか否かをそのセット/リセットにより示すロック状態フラグとを備え、所定の命令の実行によりロック状態フラグがセット/リセット可能に構成されている。
請求項(抜粋):
複数のエントリにて構成され、それぞれのエントリが、命令コードを登録するデータフィールドと、そのエントリに登録されている命令コードのアドレスの一部を保持するタグフィールドと、そのエントリに登録されている命令コードの有効/無効を示すバリッドフィールドと、そのエントリに登録されている命令コードの他の命令コードによる置換の可否をそのセット/リセットにより示すロックフィールドとで構成される命令キャッシュと、前記ロックフィールドを、前記命令キャッシュのデータフィールドに命令コードを登録する際にセットするか否かをそのセット/リセットにより示すロック状態フラグとを備えたキャッシュロック機能を有するデータ処理装置において、前記ロック状態フラグは実行すべきプログラム中に記述された所定の命令の実行によりセット/リセット可能に構成されていることを特徴とするキャッシュロック機能を有するデータ処理装置。
IPC (2件):
G06F 12/12 ,  G06F 9/32 330
FI (2件):
G06F 12/12 D ,  G06F 9/32 330 C
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • キャッシュメモリ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-358416   出願人:カシオ計算機株式会社
  • 特開昭60-183652
  • 特開昭63-127349
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