特許
J-GLOBAL ID:200903036893559248

多点オートフォーカスカメラ、撮影レンズ、カメラボディ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松岡 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-323470
公開番号(公開出願番号):特開2002-131621
出願日: 2000年10月24日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 多点AF機能を有するレンズ内AFシステムを採用したカメラシステムにおけるオーバーラップ積分時のパルス補正処理を、必要最小限のコマンドで、迅速に実行し、かつカメラ本体の焦点検出エリアの増加にも容易に対応できるカメラシステムを提供する。【解決手段】 撮影レンズの駆動中にレンズ駆動量を更新するオーバーラップ処理時に、カメラ本体側から撮影レンズへは、同時に開始される受光センサ(焦点検出エリア)の積分開始タイミング、別々の時刻に終了する各受光センサの積分終了を通知する積分終了タイミング、及びカメラ本体において選択された一つの焦点検出エリアの積分終了の順序を通知する順序情報が送信される。
請求項(抜粋):
カメラ部には、複数の焦点検出エリア内に撮影レンズ部を介して形成される被写体像をそれぞれ受光して光電変換した電荷を積分する受光手段と、前記各受光手段の積分動作を制御する積分制御手段と、前記受光手段の積分値に基づいて各焦点検出エリアのデフォーカス量を演算する焦点状態検出手段と、前記複数の焦点検出エリアの中から所定の焦点検出エリアを選択する選択手段と、該選択手段により選択した焦点検出エリアに対応するデフォーカス量に基づいてレンズ駆動量を算出する演算手段と、前記撮影レンズ部へ前記演算手段により算出されたレンズ駆動量を含むカメラ側情報を送出し、また前記撮影レンズ部からはレンズ側情報を受信するカメラ側通信手段と、を有する一方、前記撮影レンズ部には、フォーカシングレンズと、該フォーカシングレンズを駆動する駆動手段と、前記カメラ部から前記カメラ側情報を受信し、また前記カメラ部へは前記レンズ側情報を送出するレンズ側通信手段と、受信した前記レンズ駆動量に基づいて前記駆動手段を制御するレンズ側制御手段と、を有するカメラであって、前記カメラ側通信手段は、前記カメラ側情報としてさらに、同時に開始される前記受光手段の積分開始タイミングと、前記各焦点検出エリアに対応する受光手段毎のそれぞれの積分終了タイミングと、前記選択された焦点検出エリアに対応する受光手段の積分終了の順序を示す順序情報と、を前記撮影レンズ部側へ送出する一方、前記撮影レンズ部においては、前記レンズ側制御手段は、前記カメラ部から受信した積分終了タイミングの受信順序と関連付けて、前記積分開始タイミングから、前記それぞれの受光手段の積分終了タイミングまでの間に前記フォーカシングレンズが移動したレンズ移動量をそれぞれ記憶するレンズ移動量記憶手段と、前記順序情報と、前記レンズ移動量記憶手段に記憶された前記各レンズ移動量とに基づいて、前記選択された焦点検出エリアに対応する受光手段の積分開始から積分終了までに前記フォーカシングレンズが移動したレンズ移動量を認識するとともに、前記フォーカシングレンズの駆動中にオーバーラップして受信される最新のレンズ駆動量を、該認識されたレンズ移動量に基づいて補正する補正手段と、を有すること、を特徴とする多点オートフォーカスカメラ。
IPC (2件):
G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
Fターム (8件):
2H011BB03 ,  2H011CA14 ,  2H011CA24 ,  2H051AA06 ,  2H051DA03 ,  2H051EA03 ,  2H051EC04 ,  2H051GB12
引用特許:
出願人引用 (9件)
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