特許
J-GLOBAL ID:200903036899563115
統計法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252296
公開番号(公開出願番号):特開平8-129568
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【課題】 複数の導通パスにより相互接続される複数の回路素子を含む電子回路を伝播する個別の信号の、到達時刻間のタイミング差を分析する統計法を提供する。【解決の手段】 網は複数の導通パスにより相互接続される複数の回路素子を含む。本方法は、最初にクリティカルなデータ及びクロック回路パスが発散する一連の共通ポイント(以降では"CCPPSポイント"として参照される)を識別するステップを含む。次にデータ到達時刻が網内の少なくとも1つのデータ・エンドポイントに伝播され、それらが通過する共通ポイントが存在する場合には、それらのデータ到達時刻に共通ポイントがタグ付けされる。伝播の間、同一の共通ポイントがタグ付けされるデータ到達時刻が併合され、特定のエンドポイントに達する各データ到達時刻には、異なる共通ポイントがタグ付けされる。伝播される到達時刻は1つの数ではなく、到達時刻の統計的分散または範囲である。
請求項(抜粋):
複数の導通パスにより相互接続される複数の回路素子を含む電子回路を通じて伝播される個別の信号の到達時間のタイミング差を分析する統計法であって、i)データ到達時刻がデータ・エンドポイントに伝播される第1のデータ・パスにおける少なくとも1つの第1の開始ポイントを識別するステップと、ii)前記データ・エンドポイントに至る第2のデータ・パスと、前記データ・エンドポイントとエンドポイント対を構成するクロック・エンドポイントに至るクロック・パスとに対応する少なくとも1つの第2の開始ポイントを識別するステップと、iii)前記第2のデータ・パス及び前記クロック・パスが発散する少なくとも1つの共通ポイントを識別するステップと、iv)複数のデータ到達時刻を、前記少なくとも1つの第1の開始ポイントから前記第1のデータ・パスに沿って、及び前記少なくとも1つの第2の開始ポイントから前記第2のデータ・パスに沿って、前記データ・エンドポイントに伝播し、前記第2のデータ・パスに沿って伝播される前記データ到達時刻に、前記少なくとも1つの共通ポイントの1つをタグ付けするステップと、v)複数のクロック到達時刻を、前記少なくとも1つの第2の開始ポイントから前記クロック・パスに沿って前記クロック・エンドポイントに伝播し、前記クロック到達時刻に前記少なくとも1つの共通ポイントの1つをタグ付けするステップであって、前記複数のデータ到達時刻及びクロック到達時刻が、前記エンドポイント対において、複数のクロック/データ到達時刻対を構成し、vi)前記複数の各クロック/データ到達時刻対に対応する前記エンドポイント対におけるスラックを判断し、最悪の前記スラックを生成する最悪の前記クロック/データ到達時刻対を識別するステップと、vii)前記最悪クロック/データ到達時刻対における前記データ到達時刻が、同一の前記共通ポイントをタグ付けされている場合、前記少なくとも1つの第2の開始ポイントと前記同一の共通ポイントとの間の、前記第2のデータ・パスと前記クロック・パスとの共有部分における前記データ到達時刻及び前記クロック到達時刻の伝播により生じる前記スラックを除去することにより、前記最悪クロック/データ到達時刻対に対応する前記エンドポイント対における前記スラックを再計算するステップと、を含む、方法。
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