特許
J-GLOBAL ID:200903036903189401

画像動き補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284783
公開番号(公開出願番号):特開平9-130663
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 急峻な動きの場合、初期の予測誤差を許してしまうという欠点があった。これは、ズーム倍率が高倍率になるほど急峻な動きが多くなることにより、この初期の予測誤差が目立ってしまい目障りな補正画像になってしまう。【解決手段】 画像動き検出回路4より予測エラーを検出及び動きベクトルより急峻な変化(変曲点)を予測し、補正ゲインを適応的に変化させることにより予測補正の精度を高めるものである。
請求項(抜粋):
固体撮像素子からの入力画像の動きを検出しこれを画像の動きの情報として出力する画像動き検出回路と、前記画像動き検出回路から得られた画像の動きの情報と予測回路の1フィールドもしくは1フレーム前の出力から現フィールドもしくは現フレームと前フィールドもしくは前フレームの画像の動きベクトルを計算し出力する動きベクトル算出回路と、前記動きベクトル算出回路から得られた画像の動きベクトルより次フィールドもしくは次フレームの画像の動きを予測しその予測値を出力する予測回路と、前記動きベクトル算出回路の出力から画像の動きの変曲点を予測する変曲点予測回路と、前記動きベクトル算出回路の出力から画像の動きの変曲点を検出する変曲点検出回路と、前記動きベクトル算出回路の出力の絶対値を積分する動きベクトル絶対値積分回路と、前記動きベクトル算出回路と前記予測回路の出力に応じて更新される係数を発生する係数発生回路と、光学ズーム或いは電子ズームの倍率を検知するズーム倍率検出回路と、前フィールド或いは前フレームの予測回路の出力と現フィールド或いは現フレームの画像動き検出回路の出力の符号を比較する予測誤差符号比較回路と、前記予測回路の出力に対し増幅若しくは減衰処理を施し予測による補正の効き具合を調整するゲイン制御回路と、前記ゲイン制御回路のゲインを事前に前記予測回路の出力に適応して最適なゲインをシミュレートするゲインシミュレーション回路と、前記ゲイン制御回路の出力を積分しこの積分値を出力する動きベクトル積分回路と、前記動きベクトル積分回路の出力により前記固体撮像素子の信号読みだしアドレスの制御を行う固体撮像素子駆動回路とを備えたことを特徴とする画像動き補正装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭7-288735

前のページに戻る