特許
J-GLOBAL ID:200903036907006980

自動変速機のレンジ切換弁の位置判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072357
公開番号(公開出願番号):特開平7-280083
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機のレンジ切換弁の位置センサの、実際の出力値が設定値からずれていることの影響をなくし、制御精度の向上を図る。【構成】 アクチュエータとレンジ切換弁との間の動力伝達経路の一部に所定の遊び付のディテント機構が設けられている。このためレンジ切換弁を特定のレンジに移す場合、レンジ切換弁の位置センサのサンプリング値は特定のレンジの直前で急激に変化した後(コントロール軸が自走によって引込まれた後)ある期間だけほとんど変化しない状態を呈する。このほとんど動かない状態を特定の時間間隔毎のサンプリング値の変動を調べることによって検出し、このときの平均サンプリング値を当該レンジの位置センサの出力値として学習し、次回からのレンジ切換弁の位置の判定に利用する。
請求項(抜粋):
電気的に駆動制御されるアクチュエータとコントロール軸との動力伝達経路の一部に遊び付のディテント機構が設けられ、該コントロール軸の回転により複数のレンジで位置決めされる自動変速機のレンジ切換弁の位置判定装置において、前記レンジ切換弁の現在位置に応じた信号を出力する位置センサと、この位置センサからの検出信号に基づき、前記遊び付ディテント機構の機能による特定のレンジへの前記コントロール軸の引込みがあったか否かを検出する手段と、該引込み検出後の所定時間をカウントする手段と、該所定時間が経過するまでの間における、この所定時間より短い特定の時間間隔において、この時間間隔内の所定サンプリング時間毎に検出される複数の位置センサの出力値の変動が最も小さな時間間隔の、当該時間間隔内の位置センサの出力値の平均値を求める手段と、該平均値を前記特定のレンジにおける位置センサの出力値として学習する手段と、該学習値及び位置センサの実出力値に基づいて、レンジ切換弁の位置を判定する手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機のレンジ切換弁の位置判定装置。
IPC (3件):
F16H 61/12 ,  F16H 59/10 ,  F16H 59:70

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