特許
J-GLOBAL ID:200903036910987500

燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241111
公開番号(公開出願番号):特開平6-089732
出願日: 1992年09月10日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池において、燃料電池の排熱処理装置で排熱処理ができない場合でも、発電運転を引続き安全に行えるようにする。【構成】 燃料電池出力を燃料電池電気出力制御装置12を介して供給する。燃料電気本体1の発熱を排熱回収熱交換器7で電池冷却水系外部へ排熱できなくなった場合に、制御装置5が水蒸気分離器3内の圧力を圧力センサ6で測定して、その圧力が一定になるように、燃料電池電気出力制御装置12を制御し燃料電池の発電量を減少させる。この発電量の減少によって、発電時の発熱量を自然放熱等とバランスさせ、燃料電池の反応温度を一定にするとともに、電池冷却水系外への排熱処理を不要にして引き続き発電運転を行う。
請求項(抜粋):
水素と酸素とを入力して発電を行うとともに熱を発する燃料電池本体と、前記燃料電池本体を冷却する電池冷却水と、前記電池冷却水中の水蒸気を分離する水蒸気分離器と、前記水蒸気分離器内の圧力を測定する圧力センサと、前記燃料電池本体での反応温度を一定に保つために前記測定した圧力が一定になるように前記発電の時に発する熱を電池冷却水系外部に排出する排熱処理装置とを具備した燃料電池において、前記排熱処理装置による前記水蒸気分離器内の圧力の制御と並行してまたは切り換えて、前記燃料電池の発電量を変化させることにより該水蒸気分離器内の圧力を一定に制御する制御装置を具備することを特徴とする燃料電池。

前のページに戻る