特許
J-GLOBAL ID:200903036926297651

液体注出具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-237031
公開番号(公開出願番号):特開平10-081356
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 油切れないしは液切れの性能を更に向上することのできる液体注出具を提供すること。【解決手段】 本発明の液体注出具10の注出縁部36は、流路面38と、その裏側に配置された裏路面40と、前記流路面の先端及び前記裏路面の先端の間に連設された縁部端面42とからなる。縁部端面の曲率半径は流路面の曲率半径よりも小さくされているため、流路面から縁部端面に流れる液体の流速を増すことができ、それにより液体の液滴化が促進され、液切れが良くなる。また、本発明は、裏路面の先端における接線の角度βを選定することで、液体が注出縁部の裏路面に達することなく縁部端面から流下するようにしたことを特徴としている。これによっても液切れ性能が向上する。
請求項(抜粋):
内部が液体の流路となる筒体を有する液体注出具において、前記筒体における少なくとも液体注出側となる領域の上端縁に、前記筒体の中心軸線から離れる方向に且つ下方に延びる注出縁部が屈曲形成されており、前記注出縁部が、前記筒体の内面と連続する流路面と、その裏側に配置され前記筒体の外面と連続する裏路面と、前記流路面の先端及び前記裏路面の先端の間に連設された縁部端面とからなり、前記注出縁部の肉厚が先端に向って漸次小さくされており、前記筒体の中心軸線に沿う断面における前記流路面の形状が前記裏路面から離れる方向に突出する略円弧部分を含み、前記断面における前記裏路面の形状が前記流路面側に突出する略円弧部分を含み、前記断面における前記縁部端面の形状が外方に突出する略円弧部分を含み、前記縁部端面の前記略円弧部分の曲率半径が前記流路面の前記略円弧部分の曲率半径よりも小さくされている、ことを特徴とする液体注出具。

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