特許
J-GLOBAL ID:200903036928447057

記憶制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143530
公開番号(公開出願番号):特開平9-305487
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 アクセス要求の競合によるメモリアクセス処理の乱れを防止し、処理性能低下を防ぎ、メモリアクセスパイプライン処理を高速化することにある。【解決手段】 複数(例えば、2)のメモリアクセスパイプラインを有する記憶制御装置において、装置11から装置12にメモリアクセス要求が発行され、装置12では、アクセス要求が発生した記憶バンク群対応の装置13に対し実アクセス要求と、連続領域のアクセスについては実アクセス要求の到着が予測されるバンク群対応の装置13に対し擬似アクセス要求を発行する。装置13は各パイプライン内でのアクセス要求の優先順位が決定され、その後パイプライン間の優先順位が決定され、連続領域のアクセス要求のとき、優先のパイプラインでアクセスする記憶バンクに擬似アクセス要求が出力され、該擬似アクセス要求に対応する実アクセス要求到着まで同一バンクに対する他パイプラインのアクセス要求を待たせる。
請求項(抜粋):
独立にアクセス可能な複数の記憶バンクから構成され記憶バンク順にアドレス付けされた記憶装置と、前記記憶装置に対してベクトルアクセス命令を要素に分割して複数のアクセス要求を、同時に発行される複数のアクセス要求を同期させて処理する複数組のメモリアクセスパイプラインに、発行するアクセス要求制御装置と、発行された複数のアクセス要求間の優先順位を決定する優先順位決定装置と、前記アクセス要求制御装置からのアクセス要求を受け、該アクセス要求をどの前記優先順位決定装置に送出するかを決定するアクセス要求スタック装置と、当該優先順位決定装置で選択されたアクセス要求を当該記憶バンクに送出するメモリアクセス制御装置を備える情報処理装置において、該情報処理装置は、ベクトルアクセス命令を分割する要素数を検出し、該検出結果を前記アクセス要求制御装置に出力する手段を有し、前記アクセス要求スタック装置は、前記アクセス要求制御装置の出力を受け、前記検出結果を基に連続領域に対するアクセス要求の場合にはアクセス要求が発行されるであろう記憶バンクに対応するメモリアクセス制御装置に対し擬似アクセス要求を生成し前記決定された優先順位決定装置に発行する手段を有することを特徴とする記憶制御方式。
IPC (2件):
G06F 12/06 550 ,  G06F 9/38 310
FI (2件):
G06F 12/06 550 A ,  G06F 9/38 310 G

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