特許
J-GLOBAL ID:200903036931204653
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-197665
公開番号(公開出願番号):特開平6-016012
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月25日
要約:
【要約】【目的】ゴムの老化に起因してバットレス部に生じるシワ、割れの発生を防止し、タイヤの耐久性を向上する。【構成】ベルト層7の端縁近傍のカーカス6との間にクッションゴム層9を設け、このクッションゴム層9は、タイヤバットレス面10と間隙を隔ててのびる外向き面11を具えており、該クッションゴム層9を前記外向き面を通る分割線Dにより外層12と、内層13とに半径方向内外に区分するとともに、前記内層13の外向き面の長さL1は、該外向き面の全長さLの0.3〜0.7倍、外層12の体積は、ベルトクッション層9全体の体積の0.4〜0.8倍、しかも前記内層13のゴムの老化防止剤の重量部をサイドウォールゴム15の老化防止剤の重量部の1.3倍よりも大としている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアの周りを折返すカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスの半径方向外側に配されるとともにタイヤ軸方向外側が前記カーカスから除々に離れかつこの離れる部分にクッションゴム層を配したベルト層とを具える空気入りタイヤにおいて、前記クッションゴム層は、ベルト層のタイヤ軸方向端縁をこえてタイヤバットレス面と間隙を隔ててのびる外向き面を具え、かつ前記外向き面を通る分割線により前記ベルト層に接する外層と、ベルト層とは離間した内層とに半径方向内外に区分されるとともに、前記内層の外向き面の長さは、該外向き面の全長さの0.3倍以上かつ0.7倍以下、外層の体積は、ベルトクッション層全体の体積の0.4倍以上かつ0.8倍以下、しかも前記内層のゴムの老化防止剤の重量部を前記サイドウォール部の外壁面を形成するサイドウォールゴムの老化防止剤の重量部の1.3倍よりも大としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
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