特許
J-GLOBAL ID:200903036937047770

乗物用カップホルダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-167430
公開番号(公開出願番号):特開平6-008769
出願日: 1992年06月25日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単で且つ容器の保持剛性が高く、且つ外側へ変位して保持された容器の底部も確実に支持することができる乗物用カップホルダ装置を提供するものである。【構成】 ホルダベース19を使用位置まで移動させると、底部支持片37が自重により下方倒動するため、後は第2ホルダ片20を外側へ開いて、第1ホルダ片18及び第2ホルダ片20の各湾曲縁21、22間に容器C1 、C2 を入れれば良い。そうすると、容器C1 、C2 の側面が各湾曲縁21、22にて支持されると共に、容器C1 、C2 の底部が底部支持片37の受面部40にて支持されるため、容器C1 、C2 の確実な保持状態が得られる。この保持状態においては、底部支持片37の傾斜部39が容器C1 、C2 よりも内側に位置しているため、容器C1 、C2 の後端を受面部40の後縁よりも後方へ位置させることができ、容器C1 、C2 をケース15の近接位置で保持できる。
請求項(抜粋):
開口を乗員室内側へ臨ませた状態で乗物に固定されたケースと、ケース奥の格納位置からケース開口側の使用位置まで移動可能な状態で前記ケース内にそれぞれ設けられた左右一対のホルダベースと、使用位置でケース開口から乗員室内側に突出し且つ外側端に容器の側面の一部を支持する第1湾曲縁が形成され、各ホルダベースの開口側端部でホルダベースの内側端部から離間した位置に各々一体的に取付けられた第1ホルダ片と、ホルダベース又は第1ホルダ片に設定した回動支点に水平回動自在に取付けられ且つ内側端に前記第1湾曲縁と共働して容器の側面を支持する第2湾曲縁が形成され、使用位置ではケース開口よりも外側へ拡開した状態となり、格納位置ではケース開口内部で前記第1ホルダ片と上下方向で重合状態となる第2ホルダ片と、使用位置で下方倒動可能で且つ保持される容器よりも内側に位置する傾斜部の先端に、外側へ向けて延設され且つ下方倒動時に容器の底部を支持すべく水平状態となる受面部を形成した底部支持片と、格納位置にあるホルダベースを常時ケース開口部側へ付勢する第1付勢手段と、該第1付勢手段より強い力で前記ホルダベースのケース開口側への移動を阻止すると共に解除手段により該阻止を解除し得るロック手段と、より構成されて成ることを特徴とする乗物用カップホルダ装置。

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