特許
J-GLOBAL ID:200903036939846778

画像の二値化処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-027339
公開番号(公開出願番号):特開平5-197802
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 ノイズ、カスレ等がなく撮像対象を的確に表示する二値画像を容易に得られる画像の二値化処理装置を提供する。【構成】 多値画像情報記憶手段Aに記憶された被測定領域の多値画像情報に基づいて、明度-頻度算出手段Bで明度段階ごとの座標の点数が算出される。次にヒストグラム情報変換手段Cで、明度段階と頻度とを座標系とし明度-頻度算出手段で算出された頻度を境界とする二値化画面に相当するヒストグラム情報に変換される。さらにスムージング処理手段Dで、画像表示した場合に局所的な凹凸がスムース化されたヒストグラム情報とされる。さらに、収縮処理手段Eで、画像表示した場合に山が分離される収縮されたヒストグラム情報に変換される。そして、しきい値選定手段Fで、この山を分離する明度の値がしきい値とされ、この値を用いて二値化処理手段Gで多値画像情報が二値化される。
請求項(抜粋):
明度が二次元平面内で分布している被測定領域を撮像する撮像装置で得られた多値画像情報を被測定領域内の座標とその座標点における明度とを対応づけた状態で記憶する多値画像情報記憶手段と、その多値画像情報に基づいて前記被測定領域内に存在する明度段階ごとにその明度段階を有する座標点の点数を算出する明度-頻度算出手段と、その算出結果を、明度段階と頻度とを座標系とし、その明度-頻度算出手段で算出された頻度を境界とする二値化画面に相当するヒストグラム情報に変換するヒストグラム情報変換手段と、そのヒストグラム情報をスムージング処理して、画像表示した場合に局所的な凹凸がスムース化された前記二値化画面を表示するところのスムース化されたヒストグラム情報に変換するスムージング処理手段と、そのスムース化されたヒストグラム情報を収縮処理して、画像表示した場合にヒストグラムの山が分離される画面を表示するところの収縮されたヒストグラム情報に変換する収縮処理手段と、その収縮されたヒストグラム情報のヒストグラムの山を分離する明度の値をしきい値とするしきい値決定手段と、そのしきい値の値を用いて前記多値画像情報記憶手段に記憶された多値画像情報を二値化する二値化処理手段、とを有することを特徴とする画像の二値化処理装置。
IPC (2件):
G06F 15/68 320 ,  H04N 1/40 103

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