特許
J-GLOBAL ID:200903036943527407
電子写真用感光体及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236486
公開番号(公開出願番号):特開平10-083092
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】導電性基体の加熱温度偏差が小さくかつ設定温度に到達する所要時間が短い加熱手段を考案して、感光層の膜厚及び膜質が均一で感光体としての品質並びに生産効率が良好な電子写真用感光体及びその製造方法を提供する。【解決手段】蒸着炉3の中に誘導加熱用の加熱コイル4と蒸発源1とを配設し、加熱コイル4の中には多数個の導電性基体2が自転しながら公転するように装着された支持機構5を備え、蒸着炉3に付設された真空排気用の排気機構8を作動させて蒸着炉3の中を所定の真空度にして加熱コイル4を5kHz〜15kHzの交流電源に接続して導電性基体2を誘導加熱し、所定時間経過後に蒸発源1を加熱して所定温度を保持しながら所定時間にわたって蒸着を続けて感光層を成膜する。誘導加熱により加熱温度偏差を小さくすることができ、かつ導電性基体の表面を集中加熱できるので、高品質の感光体を短時間で製造できる。
請求項(抜粋):
円筒状の導電性基体を加熱するための熱源と感光層形成原料からなる蒸発源と基体支持機構とを備えた蒸着炉の中に前記導電性基体を装着してその表面に真空蒸着法によって感光層が形成される電子写真用感光体において、感光層が前記熱源として誘導加熱用の加熱コイルを用いて形成されることを特徴とする電子写真用感光体。
IPC (4件):
G03G 5/082
, C23C 14/24
, G03G 5/00 101
, H05B 6/36
FI (4件):
G03G 5/082
, C23C 14/24 K
, G03G 5/00 101
, H05B 6/36
前のページに戻る