特許
J-GLOBAL ID:200903036951095931

スピニングリールのドラグ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-001880
公開番号(公開出願番号):特開平11-196729
出願日: 1998年01月07日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 摩擦部への液体の侵入を抑え、ドラグ力を変動しにくくする。【解決手段】 スピニングリールのドラグ機構は、スプールにドラグ力を作用させるための機構であって、つまみ部61と、摩擦部62と、シール板71と、シールリング72と、Oリング73とを備えている。つまみ部は、スプール軸に回転不能かつ軸方向移動自在に設けられた第1部材63と、第1部材と相対回動自在に設けられスプール軸に螺合する第2部材64と、第1部材と第2部材との間に配置された発音機構65とを有している。摩擦部は、つまみ部とスプールとの間に配置されスプール軸に回転不能に装着された板である。シール板71は摩擦部の前方においてスプールと第1部材とに接触可能に装着され両者の間から液体が内部に流入するのを防止する。シールリング72及びOリング73は、第1部材と第2部材との間から内部に液体が流入するのを防止する。
請求項(抜粋):
スピニングリールのスプールとスプール軸との間に装着され前記スプールにドラグ力を作用させるためのスピニングリールのドラグ機構であって、前記スプール軸に回転不能かつ軸方向移動自在に設けられた第1部材と、前記第1部材に対向しかつ前記第1部材と相対回動自在に設けられ前記スプール軸に螺合する第2部材と、前記第1部材と第2部材との間に配置され前記両部材の相対回動により発音する発音機構とを有し、前記ドラグ力を手で調整するためのつまみ部と、前記つまみ部と前記スプールとの間に配置され前記スプール軸に回転不能に装着された第1摩擦板と、前記第1摩擦板の前方において前記スプールと前記第1部材とに接触可能に装着され両者の間から液体が内部に流入するのを防止するための第1シール部と、前記第1部材と第2部材との間から内部に液体が流入するのを防止するための第2シール部と、を備えたスピニングリールのドラグ機構。

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