特許
J-GLOBAL ID:200903036953786990

含塩素廃棄物燃焼装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-196567
公開番号(公開出願番号):特開平9-042631
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 含塩素プラスチックを含む廃棄物を低コストで焼却可能な含塩素廃棄物の燃焼装置を提供する。【解決手段】 含塩素廃棄物は、燃料前処理装置1で加熱による処理を受け、脱塩されたのち、循環流動層燃焼炉2に供給される。燃焼場において生じた塩化水素ガス(HCl)は、炉内に噴霧されたカルシウム(Ca)と反応し、飛灰となり、対流伝熱面3を経てバグフィルタ4で回収される。バグフィルタ4で回収された飛灰は攪拌槽A5で水と混合され、水溶性の化合物である塩化カルシウム(CaCl2 )が水溶液として次の攪拌槽B6に移送される。攪拌槽B6では水酸化ナトリウム(NaOH)との反応で中和無害化されるとともに塩化カルシウム(CaCl2 )として存在していたカルシウムが、水酸化カルシウム(Ca(OH)2 )の沈でんとして回収され炉内噴霧用に使用される。
請求項(抜粋):
含塩素廃棄物を加熱処理して塩素を除去する前処理装置と、同前処理装置からの含塩素廃棄物を燃焼させる燃焼炉と、同燃焼炉をでた排ガス中の固形分を分離するフィルタ装置と、同フィルタ装置で捕集した固形分と水とを混合する第1の攪拌槽と、同第1の攪拌槽からの水溶液と中和剤とを混合する第2の攪拌槽とからなることを特徴とする含塩素廃棄物燃焼装置。
IPC (4件):
F23G 5/027 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 5/02 ZAB ,  F23G 7/00 ZAB
FI (4件):
F23G 5/027 ZAB C ,  F23G 5/02 ZAB Z ,  F23G 7/00 ZAB G ,  B09B 3/00 303 J
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 特開平1-284382
  • 特開平1-284382
  • 特開昭54-093863
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