特許
J-GLOBAL ID:200903036959533539

射出成形品モデルにおける圧力シミュレーション実行周期の計算方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-081525
公開番号(公開出願番号):特開平8-276480
出願日: 1995年04月06日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】計算した圧力シミュレーション結果を発散させないシミュレーション実行周期の最大値を順次算出し、それに従ってシミュレーションを行うことにより、圧力シミュレーションを従来よりも迅速に行う。【構成】射出成形品モデルの分解された各微小要素ごとに、圧力シミュレーション実行周期の最小値を計算し、求めた結果と一実行周期前の結果との圧力差、及び結果の安定性を計算し、圧力シミュレーション結果が安定である範囲内で前述の実行周期間の圧力差の最大値を計算し、その最大値以下で最大となるような定数倍された圧力シミュレーション実行周期を計算し、圧力シミュレーション実行周期として用いるように構成。
請求項(抜粋):
樹脂の圧縮性、及び圧力、体積、温度の関係式を考慮し、初期条件として、材料データや成形条件を用いる射出成形品モデルにおける圧力シミュレーションに係る、微小要素に分解された前記モデルの各要素より、圧力シミュレーションの実行周期の計算方法において、前記モデルの各要素ごとに、要素のサイズや与えられた樹脂物性データより実行周期の最小値を計算してシミュレーション実行周期とし、求めた圧力シミュレーション結果と一実行周期前の圧力シミュレーション結果との圧力差、及び圧力シミュレーション結果の安定性を計算し、圧力シミュレーション結果が安定である範囲内で前記実行周期間の圧力差の最大値を計算し、その最大値以下で最大となるような定数倍された圧力シミュレーション実行周期を計算し、圧力シミュレーション実行周期として用いることを特徴とする圧力シミュレーションの実行周期の計算方法。

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