特許
J-GLOBAL ID:200903036961719712

電気自動車用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-261055
公開番号(公開出願番号):特開平6-113404
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】回生エネルギーを有効に活用することが出来る共に機械式ブレーキの耐フェード性を向上させ、全体としてブレーキ性能を向上させることの出来る電気自動車用ブレーキ装置を提供する。【構成】機械式ブレーキ5〜8を強制冷却する強制冷却ファン15〜18を設け、回生時に得られる回生電力の一部で上記強制冷却ファンを駆動するものである。そしてブレーキ操作量とバッテリ電圧が高いほど回生電力を強制冷却ファンへ多く供給するようにしたことにより、バッテリ12が満充電の時でも回生ブレーキが作用するようにして機械式ブレーキの負担を軽減し、かつ上記の回生エネルギーを活用して機械式ブレーキを強制冷却することにより、機械式ブレーキの耐フェード性を向上させた。
請求項(抜粋):
駆動時にバッテリの電力をモータで駆動力に変換して車両を駆動する構成と、減速・制動時に車両の運動エネルギーを上記モータで回生発電変換して上記バッテリへ回生する構成と、上記運動エネルギーを車両のホイール付近に設けられた機械式ブレーキで摩擦エネルギーに変換して制動する構成と、を備えた電気自動車において、上記機械式ブレーキのブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段と、上記バッテリの電圧を検出する電圧検出手段と、上記機械式ブレーキを強制冷却する強制冷却手段と、上記ブレーキ操作量と上記バッテリ電圧とに応じて上記モータでの回生発電量を制御し、得られた回生エネルギーの一部を上記強制冷却手段へ供給すると共に、その供給量を上記ブレーキ操作量とバッテリ電圧が高いほど多く供給するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする電気自動車用ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60L 1/00

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