特許
J-GLOBAL ID:200903036973009494

動きベクトル検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-307435
公開番号(公開出願番号):特開2000-134632
出願日: 1998年10月28日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 16×16-MC用の動きベクトル及び8×8-MC用の動きべクトルの評価値演算を行う際に、重複演算を行ってしまうため処理に無駄がある。【解決手段】 8×8-MC評価値検出回路116により1画素毎に残差信号が検出され、その絶対値和が8×8-MC評価値判定回路117に送られ、各8×8画素ブロックの探索範囲内で評価値が最小となる動きべクトルとその評価値が検出される。16×16-MCは4組の8×8-MCブロックで構成されるため、16×16-MCの動きベクトル探索は4組の8×8-MCの動きベクトルが同一の値を取る場合として動きべクトル候補値が設定され、8×8-MCの場合と同様に8×8-MC評価値検出が行われるが、既に8×8-MCのブロックで評価値検出が済んでいる動きべクトル候補値については前述の評価値検出動作を行わず、既に求めて評価値メモリ118に保存されている評価値を評価値加算器119に出力することにより、重複する評価値検出演算を省略している。
請求項(抜粋):
M×N(M、Nは整数)画素単位のブロックを水平にP分割し、且つ垂直にQ分割したP×Q個のm×n(m=M/P n=N/Q)画素のブロック単位の動き補償予測における動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置において、P×Q個のm×n画素ブロックの動きベクトルを求めてこれら動きベクトルの評価値を演算する第1の演算手段と、この第1の演算手段によって算出された動きベクトルの評価値の大小を判定して最小の評価値の動きベクトルを検出する第1の判定手段と、M×N画素ブロックの動きベクトルの検出を行う際に、動きベクトル候補値を全て同一としたP×Q個のブロックと見做してm×n画素ブロックの動きベクトルの評価値の演算を行うように設定する設定手段と、この設定手段による前記設定の範囲において、前記第1の演算手段で求めたm×n画素ブロックの動きべクトルで評価値を求めた動きベクトル候補値については新たに評価値演算を行わず、その代わり既存の前記動きベクトル候補値を用い、前記既に求めた動きべクトルと重複しない動きべクトル候補値のみ評価値演算を行ってM×N画素ブロックの動きベクトルを求める第2の演算手段と、この第2の演算手段によって得られたP×Q個の評価値を加算する加算手段と、この加算手段により得られたM×N画素ブロックの動きベクトル評価値の大小判定を行って最小の評価値の動きベクトルを判定する第2の判定手段と、を備えたことを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (4件):
H04N 7/32 ,  H04N 5/907 ,  H04N 5/92 ,  H04N 11/04
FI (4件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 5/907 B ,  H04N 11/04 B ,  H04N 5/92 H
Fターム (21件):
5C052GB06 ,  5C052GC07 ,  5C052GE04 ,  5C052GF04 ,  5C053GB07 ,  5C053GB19 ,  5C053GB37 ,  5C057CC04 ,  5C057EG05 ,  5C057EG06 ,  5C057EK04 ,  5C057EM04 ,  5C057GG01 ,  5C057GH05 ,  5C059KK15 ,  5C059KK19 ,  5C059MA00 ,  5C059MA05 ,  5C059NN10 ,  5C059NN11 ,  5C059NN28

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