特許
J-GLOBAL ID:200903036979416660

可撓性管状濾材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111785
公開番号(公開出願番号):特開平5-309219
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【構成】 丸打組物組織状管状濾材であって、熱可塑性樹脂製組糸に対し、長手方向に組糸と交差して編組される中央糸が組込まれており、中央糸の一部が組糸よりも低融点の熱可塑性樹脂製あって、該低融点の中央糸の融着により組糸と中央糸の交差点部分が固着されてなる可撓性管状濾材。熱可塑性樹脂製組糸と、その一部が組糸よりも低融点の熱可塑性樹脂製中央糸を用いて丸打組物に製紐した後、又は製紐中、丸打組物の内部に中芯を挿入して低融点の熱可塑性樹脂製中央糸の融点以上かつ組糸の融点未満に加熱し、低融点の中央糸を溶融せしめた後、冷却固化させて組糸と中央糸の交差点部分を固着した後、中芯を抜出すことによる可撓性管状濾材の製造方法。【効果】 外力が加えられても濾材の変形が起きず、繰り返し屈曲を受けても目ずれが起きないため、可撓性があり、正確で安定な濾過精度を持つ濾材が得られる。
請求項(抜粋):
丸打組物組織から成る管状濾材において、左右両方向かつ長手方向に沿って回転する組糸に対し、長手方向に該組糸と交差して編組される中央糸が組み込まれており、該組糸は熱可塑性樹脂から成る糸であり、該中央糸の全本数のうち一部が該組糸よりも融点の低い熱可塑性樹脂から成る糸であって、該組糸よりも融点の低い熱可塑性樹脂から成る中央糸の融着により該組糸と該中央糸の交差点部分が固着されていることを特徴とする可撓性管状濾材。
IPC (3件):
B01D 39/16 ,  B01D 29/11 ,  B01D 39/00

前のページに戻る