特許
J-GLOBAL ID:200903036992855371
ヒートパイプの取付構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
油井 透 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312933
公開番号(公開出願番号):特開平8-172284
出願日: 1994年12月16日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 プリント基板とヒートパイプの熱膨張率差によって生じる応力を逃がして、熱膨張によっても発熱部品が破損されず、ヒートパイプとの密着性を損なわないようにする。【構成】 プリント基板1に実装された発熱部品2に植込ボルト8またはタップ孔11を設け、面状のヒートパイプ3にボルト孔9をあける。ボルト孔9に発熱部品2の植込ボルト8を差込みこれにナット10を嵌めて締め付けるか、またはヒートパイプ3のボルト孔9から発熱部品2のタップ孔11に通しボルト12をねじ込んで締め付ける。ヒートパイプ3と発熱部品2の締め付け時、ヒートパイプ3と発熱部品2との密着性を確保しつつ、かつプリント基板1とヒートパイプ3の熱膨張率の差を吸収できる所定の大きさのトルクをナット10または通しボルト12に与える。脱落防止のためにナット10または通しボルト12の上から耐熱性接着テープ13をヒートパイプ3に貼り付ける。
請求項(抜粋):
プリント基板に実装された発熱部品に植込ボルトまたはタップ孔を設けるとともに、面状のヒートパイプにボルト孔をあけ、このボルト孔に発熱部品に設けた植込ボルトを差込みこれにナットを嵌めて締め付けるか、またはヒートパイプのボルト孔から発熱部品のタップ孔に通しボルトをねじ込んで締め付けることにより、プリント基板に実装された発熱部品に面状のヒートパイプを取り付けるヒートパイプの取付構造において、上記ヒートパイプと発熱部品との密着性を確保しつつ、かつプリント基板とヒートパイプの熱膨張率の差を吸収できる所定の大きさのトルクを上記ナットまたは通しボルトに与えてヒートパイプと発熱部品とを締め付け、上記ナットまたは通しボルトを脱落防止用材でヒートパイプに接合したことを特徴とするヒートパイプの取付構造。
IPC (5件):
H05K 7/20
, G01R 31/26
, G01R 31/30
, G12B 15/06
, H01L 23/427
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