特許
J-GLOBAL ID:200903036996319652

生野菜包装用積層フィルム及び生野菜包装体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-126372
公開番号(公開出願番号):特開平9-290865
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 濡れた生野菜をフィルム袋に入れて、ヒートシールしても、水に影響されず短時間で連続シールができ、かつ長時間鮮度低下もない生野菜用積層フィルムの提供。【解決手段】 MP167°Cのポリプロピレンを2軸延伸したフィルム状物を外層(A)として、この上に、最内層(B)としてMP130°Cのポリプロピレン・エチレン・ブテン-1の3元共重合体を厚さ6.5μmになるように溶融押出して、ラミネーションする。積層された直後に急冷手段を設けて、該(B)面の表面粗度Raを0.5μm以下にする。得られた積層フィルムによる袋に、水で濡れたモヤシ、葉ネギ等を入れて、155°Cでヒートシールすると、0.3秒/袋の速度で完全に連続シールできる。これをRH35°C、20°Cで保存しても鮮度低下はない。これは優れた水分バリヤー性と適度の酸素透過性を持つことにもよる。
請求項(抜粋):
外層(A)と最内層(B)との少なくとも2層からなる包装用積層フィルムにおいて、外層(A)は結晶性ポリプロピレンを主成分とする2軸延伸フィルム状物からなり、最内層(B)は、外層(A)の持つ融点よりも10〜90°C低い融点を持つオレフィン系ポリマよりなるフィルム状物であって、最内層(B)の厚さが4〜30μm、表面粗度が中心線平均粗さで0.5μm以下であることを特徴とする生野菜包装用積層フィルム。
IPC (3件):
B65D 81/24 ,  B32B 27/32 ,  B65D 85/50
FI (3件):
B65D 81/24 A ,  B32B 27/32 ,  B65D 85/50 C
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-357029
  • 特開平4-357029

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