特許
J-GLOBAL ID:200903036996468623

光線路特性の自動解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-050202
公開番号(公開出願番号):特開平8-247897
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 コネクタ接続点間隔が近接した光線路の接続損失、ケーブル損失、反射量、これらの発生位置及び故障発生位置を求めて表示できる光線路の自動解析方法を提供する。【構成】 光パルス試験器により光線路の光学特性を測定してコネクタ接続点及び融着接続点を検出し、コネクタ接続点間隔が近接した区間がある(SA10)場合はコネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レベルを正規化した値をバックプロパゲーション型ニューラルネットワークに入力して前記コネクタ接続点の接続損失を正規化した値を出力し(SA11)、ケーブル損失及び他の接続点の接続損失を求め(SA12,13)、これらと予めデータベースに格納された接続点距離情報とを対応させ(SA14)、各コネクタ接続点のフレネル反射の高さ、全損失を求めて表示する(SA15〜SA17)。
請求項(抜粋):
光パルス試験器を用いて光線路の距離及び光強度からなる光学特性を測定し、得られた測定データから自動的に光線路の接続損失、ケーブル損失、反射量、これらの発生位置及び故障発生位置を求めて表示する光線路特性の自動解析方法において、測定条件を対象とする光線路に合わせて最適に設定した光パルス試験器を用いて光学特性を測定し、測定データを取り込む第1の処理工程と、測定データからコネクタ接続点及び融着接続点を検出する第2の処理工程と、接続点種別及び距離情報から構成されるデータベースを参照してコネクタ接続点間隔が近接した区間がある場合、前記コネクタ接続点を含めた複数の連続した位置の受光レベルを正規化した値を入力とし、コネクタ接続点の接続損失を正規化した値を出力とする、コネクタ接続点間隔に対応したバックプロパゲーション型ニューラルネットワークを用いて、コネクタ接続点の接続損失を算出する第3の処理工程と、第3の処理工程で接続損失を求めた接続点以外の融着接続点及びコネクタ接続点の各接続損失を、各接続点の前後のケーブル区間の近似直線の段差から求める第4の処理工程と、データベースの接続点距離情報と検出結果とを対応させる第5の処理工程と、前記ケーブル損失、コネクタ接続位置における反射量、全線路損失を求める第6の処理工程と、前記ケーブル損失、融着接続及びコネクタ接続による接続損失、コネクタ接続位置における反射量、これらの発生位置、全線路損失及び故障発生位置等を表示する第7の処理工程とを含むことを特徴とする光線路特性の自動解析方法。

前のページに戻る