特許
J-GLOBAL ID:200903037003888840

溶融塩核融合反応発生方法および核融合エネルギー供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 正信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-304908
公開番号(公開出願番号):特開2002-116274
出願日: 2000年10月04日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 簡便な手段で高密度のイオン・電子プラズマを発生する核融合反応方法を提供することと、放射性廃棄物を排出しない環境にやさしいクリーンエネルギーを提供すること。【解決手段】 陰極内のLiH等の溶融塩表面にガス放電プラズマで加速したイオンを注入して高密度のイオン・電子プラズマを生成し、これら高密度のイオン・電子プラズマによって原子核間のクーロン障壁を減殺するとともに、前記溶融塩内の原子核間に働く凝縮力によって原子核同志を反応距離に近接させて核融合反応を誘発させること。そして、前記核融合反応を誘発させる装置を炉心として発生される熱エネルギーを冷媒を介して取出し、核融合反応生成物のHeからは核融合物質を分離して炉心に戻し再利用すること。
請求項(抜粋):
箱状陰極中の溶融塩表面にガス放電プラズマで加速したイオンを注入して、高密度のイオン・電子プラズマを生成し、これら高密度のイオン・電子プラズマによって原子核間のクーロン障壁を減殺するとともに、前記溶融塩内の原子核間に働く凝縮力によって原子核同志を反応距離に近接させて核融合反応を誘発させることを特徴とする核融合反応発生方法。

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