特許

J-GLOBAL ID：200903037006205271

二成分系現像剤用磁性キャリヤ及びその製造方法

発明者： 佐藤 正之 ,  東口 照昭 ,  松本 丞士
出願人/特許権者： 三田工業株式会社 ,  佐藤 正之
代理人 (1件)： 鈴木 郁男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-272298
公開番号（公開出願番号）：特開平8-137139
出願日： 1994年11月07日
公開日（公表日）： 1996年05月31日
要約：

【要約】【構成】 磁性粉が分散されたケイ酸アルカリ水溶液を、電圧が印加されたノズルを用いてアルコール液中に噴霧して磁性粉を含有する球状粒子を形成し、次いで該球状粒子を酸処理することにより、二成分系磁性現像剤用のガラスキャリヤを製造する。【効果】 キャリヤ適性粒径内において極めてシャープな粒度分布を有する磁性キャリヤが得られるため、現像剤としての使用に際して分級等の処理が殆ど必要なく、また分級を行っても除去される粒子は極めて少量であり、コスト的に極めて有利である。また得られる磁性キャリヤはガラスキャリヤであるため、スペントトナーの形成が有効に防止され、また軽量であり、磁気ブラシを形成した時の搬送トルクが小さく、さらに感光体表面の摺擦力が小さいという点でも有利となる。

請求項（抜粋）：

磁性粉を含有する非晶質シリカの球状粒子から成る二成分系現像剤用磁性キャリヤ。