特許
J-GLOBAL ID:200903037010604326

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-224594
公開番号(公開出願番号):特開平7-076863
出願日: 1993年09月09日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 ステアリング時の走行速度の増加を抑えることができる建設機械の油圧駆動装置の提供。【構成】 走行モータ3,4等を有し、回路の最大負荷圧Pamaxよりも所定圧大きい吐出圧Psとなるように油圧ポンプ2の流量を制御する油圧駆動装置において、ポンプ吐出圧検出器90と、ポンプ吐出圧Psと最大負荷圧Pamaxとの差圧ΔPLSを検出する差圧検出器27を設けるとともに、油圧ポンプ2の吐出流量を制御する電磁切換弁24,26に駆動信号を出力するコントローラ30が、ポンプ吐出圧Psが大きくなるにつれて差圧ΔPLSの目標値である目標差圧ΔPが小さくなる関数関係を設定した関数発生器30aと、差圧ΔPLSと目標差圧ΔPとの偏差ΔSを求める加算器30bと、偏差ΔSに応じてポンプ流量を増量するか、減量するか、現状に保持するか判断する判断処理手段30cとを有する。
請求項(抜粋):
可変容量油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動し、左側履帯を作動させる左走行モータ、及び右側履帯を作動させる右走行モータを含む複数のアクチュエータと、上記油圧ポンプから上記左走行モータに供給される圧油の流れを制御する左走行用方向切換弁と、上記油圧ポンプから上記右走行モータに供給される圧油の流れを制御する右走行用方向切換弁と、上記可変容量油圧ポンプの吐出流量をポンプ吐出圧と、上記アクチュエータの負荷圧のうちの最大負荷圧との差圧であるロードセンシング差圧に応じて制御する制御手段とを備えた建設機械の油圧駆動装置において、上記制御手段が、上記ポンプ吐出圧が大きくなるにしたがって、上記ロードセンシング差圧の目標値である目標差圧が小さくなるように当該目標差圧の値を変更可能な目標差圧変更手段を含むことを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/05

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