特許
J-GLOBAL ID:200903037015467505

下水汚泥の濃縮脱水処理方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-232492
公開番号(公開出願番号):特開平7-060300
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 凝集剤が無駄なく有効に使用され、経済的で、添加すべき凝集剤の管理も容易で、前濃縮用の機械を設けずに、初沈汚泥と余剰汚泥とをそれぞれ効率よく濃縮脱水処理する装置を提供する。【構成】 水平軸を中心に回転する回転円筒体2と、この回転円筒体2内で回転するスクリューコンベヤ3とを備え、スクリューコンベヤ3の後端面の回転中心部に沿って初沈汚泥Aを供給するための汚泥供給管6を、後方よりスクリューコンベヤ3内の前部にわたって貫設し、初沈汚泥Aの吐出口10を、スクリューコンベヤ3の中空胴部3aの前部壁面に開口し、汚泥供給管6の周囲に余剰汚泥用供給管12をその後端付近より二重管構造にして設け、余剰汚泥Bの吐出口16を、スクリューコンベヤ3の中空胴部3aの中間部壁面に開口している。
請求項(抜粋):
下水を最初沈澱池に流入し、その上澄み液を曝気槽および最終沈澱池を経て処理して放流する下水処理場において生じる下水汚泥の濃縮脱水処理方法であって、前記最初沈澱池で沈澱する初沈汚泥に、固形物比で1〜3%程度の凝集剤を混合したのち、この初沈汚泥を遠心脱水作用により固水分離して固形物を回収するとともに、瀘液は前記最終沈澱池で発生した余剰汚泥と混合し、瀘液中に含まれている残留凝集剤による凝集作用ならびに遠心沈降作用により前記余剰汚泥を濃縮し、この濃縮余剰汚泥を遠心脱水作用により固水分離して固形物を回収することを特徴とする下水汚泥の濃縮脱水処理方法。
IPC (2件):
C02F 11/14 ZAB ,  C02F 11/00 ZAB

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