特許
J-GLOBAL ID:200903037019883708

アミノ酸を配位子とする新規ルテニウム錯体およびそれを用いた不斉水素化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072814
公開番号(公開出願番号):特開平10-251284
出願日: 1997年03月11日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 水素移動型還元反応に用いる触媒として、従来のものと比べ、より安価で工業的に利用可能な錯体を提供すること。【解決手段】 式(I)【化1】(R1はH、低級アルキル、メタンスルホニル、p-トルエンスルホニル、トリフルオロメタンスルホニル、カンファースルホニル、アシル、ベンゾイルを、R2は低級アルキル、フェニル、ベンジル、アリール、アラルキルを示すか、R1とR2とで炭素環を形成し、R3、R4、R5、R6、R7およびR8はそれぞれ、H、低級アルキル、低級アルコキシカルボニルを示し、Xはハロゲンを示す)で表されるアミノ酸-ルテニウム錯体およびこの錯体の存在下、式(II)【化2】(式中、Arは置換基を有しても良いフェニル、置換基を有しても良いナフチルを示す)で表される芳香族ケトン類を水素移動型還元反応により不斉水素化反応に付すことを特徴とする式(III)【化3】(式中、Arは前記した意味を有する)で表される光学活性アルコールの製造方法
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】(式中、R1は水素原子、低級アルキル基、メタンスルホニル基、p-トルエンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基、カンファースルホニル基、アシル基、ベンゾイル基を、R2は低級アルキル基、フェニル基、ベンジル基、アリール基、アラルキル基をそれぞれ示すか、R1とR2とで複素環を形成し、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は同一または異なって、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル基を示し、Xはハロゲン原子を示す)で表される新規なアミノ酸-ルテニウム錯体。
IPC (6件):
C07F 15/00 ,  B01J 31/22 ,  C07C 29/38 ,  C07C 33/05 ,  C07B 61/00 300 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C07F 15/00 A ,  B01J 31/22 Z ,  C07C 29/38 ,  C07C 33/05 A ,  C07B 61/00 300

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