特許
J-GLOBAL ID:200903037022134244

直接拡散CDMA伝送方式におけるRAKE受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144167
公開番号(公開出願番号):特開平10-336072
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 雑音等のみの信号を排除し、できるだけ多くの十分な受信電力を有する信号を選択してRAKE受信する。【解決手段】 ベースバンドの拡散変調信号はマッチトフィルタ150に入力され、拡散符号レプリカ生成部151の出力を用いて拡散変調信号を逆拡散する。L個のタイミングにおけるそれぞれの逆拡散された信号は復調部152で復調される。平均受信電力測定部153においてL個のタイミングにおけるそれぞれの平均受信電力が測定される。最小電力検出部201および最大電力検出部203では、L個のタイミングにおける最小信号電力および最大信号電力が検出される。最小信号電力と最大信号電力に、定数GA ,GB を乗算することで2つのしきい値を求めることができる。パス選択タイミング検出部205では、平均信号電力がしきい値A以上、かつ、しきい値B以上のタイミングの中から、信号電力が大きなマルチパスのタイミングを検出していく。
請求項(抜粋):
直接拡散CDMA伝送方式におけるRAKE受信機において、1シンボル内のチップ数の整数倍のタイミングでパスの逆拡散された信号を出力するマッチトフィルタと、前記マッチトフィルタからの各タイミングにおける逆拡散された信号を復調する復調部と、前記マッチトフィルタからの各タイミングにおける逆拡散された信号についてそれぞれの平均信号電力を測定する平均信号電力測定部と、前記平均信号電力測定部の出力から、雑音や干渉成分の合成を防ぐためのしきい値Aおよび十分な信号電力を有する信号を選択するためのしきい値Bを決定するしきい値演算部と、前記平均信号電力測定部からの平均電力から、前記しきい値制御部からのしきい値Aかつしきい値Bより大きい平均電力を有する信号を検出し、合成するマルチパスのタイミングを決定するパス選択タイミング検出部と、前記パス選択タイミング検出部の出力により、前記復調部から復調された信号からRAKE合成する信号を選択するRAKE合成パス選択部と前記RAKE合成パス選択部で選択された復調された信号をRAKE合成するRAKE合成器とを備えることを特徴とするRAKE受信機。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04B 7/26 M

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