特許
J-GLOBAL ID:200903037031799607

無溶媒系でのベンゾオキサジン化合物の調製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-529662
公開番号(公開出願番号):特表平9-502452
出願日: 1995年05月03日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】フェノール化合物、第1級アミン及びアルデヒドを包含するが、各反応体が相互に有し得る溶媒力以外に溶媒を含有しない実質的に均質な反応混合物を調製する工程を包含する所望のベンゾオキサジン化合物の製法を開示する。この工程に続いて、反応混合物を、反応体が化学的に結合して所望の化合物を生成するに充分な温度に充分な期間維持する。
請求項(抜粋):
1 ベンゾオキサジン化合物を製造する方法において、フェノール化合物、第1級アミン及びアルデヒドを含む反応体を含有するものであって、反応体が相互に有する溶媒力以外に前記反応体用の溶媒を含有していない反応混合物を調製し、前記反応体混合物を、該反応体が化学的に結合して前記ベンゾオキサジン化合物を生成する温度に維持することを特徴とする、ベンゾオキサジン化合物の製法。2 請求項1記載の製法において、前記アルデヒドが、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ポリオキシメチレン、及び一般式 RCHO(ここで、Rは脂肪族である)で表されるアルデヒド及びこれらアルデヒドの混合物でなる群から選ばれるものである、ベンゾオキサジン化合物の製法。3 請求項2記載の製法において、フェノール化合物が、一般式(ここで、R1〜R5は、脂肪族、分枝状脂肪族、芳香族、ハロゲン、P=O及びアミンでなる群から選ばれるものであり、オルト位が置換されていない)で表される1以上のフェノール基を包含するものである、ベンゾオキサジン化合物の製法。4 請求項3記載の製法において、前記第1級アミンが、一般式 R(CH2)nNH2(ここで、nは0〜10000であり、分子のCH2脂肪族部分が直鎖構造体、分枝状構造体及び環状構造体でなる群から選ばれる構造体であり、Rが水素、ハロゲン、メチル、ビニル、P=O及びアミンでなる群から選ばれるものである)で表されるものである、ベンゾオキサジン化合物の製法。5 請求項4記載の製法において、前記第1級アミンが、一般式(ここで、R1〜R5は同一又は異なるものであって、脂肪族置換基及び芳香族置換基でなる群から選ばれるものであり、該置換基は水素、アミン、ハロゲン及びp=Oでなる群から選ばれるものを包含していてもよい)で表されるものである、ベンゾオキサジン化合物の製法。6 請求項3記載の製法において、前記第1級アミンが、一般式(ここで、R1及びR2は同一又は異なるものであって、水素、ハロゲン、脂肪族基、芳香族基でなる群から選ばれるものであり、R1及びR2の少なくとも1つはその一部として第1級アミン基を含有するものである)で表される官能性シリコーンである、ベンゾオキサジン化合物の製法。7 請求項1記載の製法において、前記反応を大気圧よりも大きい圧力下で行う、ベンゾオキサジン化合物の製法。8 ベンゾオキサジン化合物を連続的に製造する方法において、フェノール化合物、第1級アミン及びアルデヒドを含む反応体を含有するものであって、反応体が相互に有する溶媒力以外に前記反応体用の溶媒を含有していない反応混合物を調製し、該反応混合物を、スクリュー式押出機及びスタティックミキサーから選ばれる連続処理装置に充填し、反応体が化学的に結合するに充分な滞留時間を有するように前記装置の回転速度及び温度を調節することを特徴とする、ベンゾオキサジン化合物の連続的製法。
IPC (7件):
C07D265/16 ,  C07D265/12 ,  C07D498/04 111 ,  C07F 7/10 ,  C08F212/14 MJY ,  C08F212/32 ,  C08G 77/388 NUF
FI (7件):
C07D265/16 ,  C07D265/12 ,  C07D498/04 111 ,  C07F 7/10 M ,  C08F212/14 MJY ,  C08F212/32 ,  C08G 77/388 NUF

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