特許
J-GLOBAL ID:200903037036003592

バツフア制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210404
公開番号(公開出願番号):特開平5-035579
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】【目的】 プログラム内に多くの共有バッファが滞留することにより他のプログラムにおける共有バッファの使用効率が悪くなることを改善する。【構成】 他のプログラムから受け付けた共有バッファ8のデータをローカルバッファ獲得手段2によってローカルバッファ9が獲得できたならば複写手段3によりデータを複写する。ローカルバッファ9を得ることができず複写されなかった共有バッファ8と複写手段3によって複写されたローカルバッファ9は受信バッファ管理手段4によってキュー管理される。複写手段3によってデータを複写した共有バッファとデータ処理手段5によって要求7の処理が行われたバッファはそれぞれバッファ解放手段6によって解放される。【効果】プログラム内に滞留する共有バッファを減少させ他のプログラムにおける共有バッファの使用効率が向上する。
請求項(抜粋):
他のプログラムとのデータ交換に複数のプログラムが共有可能な共有バッファを使用する際の制御を行うバッファ制御方式において、他のプログラムからバッファ種別とバッファサイズが格納されている共有バッファのアドレスとその共有バッファ内のデータに対する処理要求を受け付ける要求受付手段と、前記要求手段によって得られる共有バッファ上に格納されているバッファサイズをもとに、プログラムがあらかじめ用意してある、バッファ上にバッファ種別とバッファサイズを持つローカルバッファ群からローカルバッファを獲得できるかどうかを判断し、ローカルバッファが獲得できるときはそのローカルバッファのアドレスを得るローカルバッファ獲得手段と、前記要求受付手段によって得られる共有バッファのアドレスから共有バッファ上に格納されたバッファサイズ分の共有バッファ内のデータを、前記ローカルバッファ獲得手段によって得られるローカルバッファへの複写を行う複写手段と、前記ローカルバッファ獲得手段によってローカルバッファのアドレスを得ることができず、共有バッファからローカルバッファへバッファ内のデータの複写が行われなかった共有バッファと、前記複写手段によって共有バッファ内のデータが複写されたローカルバッファをキュー管理する受信バッファ管理手段と、前記受信バッファ管理手段によって管理されているバッファの1つを取り出し、そのバッファが共有バッファかローカルバッファかを区別することなしに前記要求受付手段によって受け付けられた要求をバッファ内のデータに対して処理を行うデータ処理手段と、前記複写手段によりローカルバッファにバッファ内のデータを複写した共有バッファと、前記データ処理手段によりバッファ内のデータに対する要求された処理を終えた共有バッファとローカルバッファについて、それぞれがバッファ内に持っているバッファ種別とバッファサイズをもとにバッファの解放を行うバッファ解放手段とを備えることを特徴とするバッファ制御方式。
IPC (2件):
G06F 12/02 540 ,  G06F 9/46 340

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