特許
J-GLOBAL ID:200903037036356983

基板係止部を有する電気コネクタ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-106665
公開番号(公開出願番号):特開平9-293565
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 係止片の操作性を劣化させず、また、アンダーカット構造を使用することなしに、つまみ部を形成することができる電気コネクタの係止部を提供すること、更に、基板を電気コネクタにより正確に位置決めさせることができる装置を提供することである。【解決手段】 基板係止部を有する電気コネクタであって、基板係止部は、ほぼL字型の係止片を備え、該係止片によって基板を固定するようにされている。このL字型形状の係止片の上方へ実質的に垂直に延長する部分、および、その自由端は、基板エッジ部受入溝の長手方向外方において実質的に同一平面とされている。また、該係止片には、基板エッジ部受入溝の長手方向における内方にあって、少なくとも基板が基板エッジ受入溝へ挿入される際に、前記基板を位置決めするようにして設けられた突出面が設けられている。
請求項(抜粋):
中央部の底部において長手方向に延び且つその長手方向に沿って接触端子を配列した基板エッジ部受入溝と、該基板エッジ部受入溝の長手方向における端部にあって、接続すべき基板のエッジ部を前記基板エッジ受入溝へ挿入しそのエッジ部に配列された接触部が各対応する前記接触端子と電気的に接触した状態において該基板の長手方向の端部を係止固定する基板係止部を有し、前記基板係止部は、外壁の下部から前記長手方向において内方へ実質的に水平に延長した後上方へ実質的に垂直に延長するほぼL字型の係止片を備え、該係止片は、前記外壁の下部に接続する部分を支点とし、上方に垂直に延長する部分の上端を自由端として、長手方向において弾性的に偏移しうるものとされており、前記係止片の自由端には、該係止片の前記偏移時に前記基板の長手方向の端部によって乗り越えられる引掛け部が設けられており、前記基板係止部は、更に、前記係止片の引掛け部との間で前記基板の端部を狭持するような形にて前記基板の係止固定を行うための衝接壁部を備える電気コネクタにおいて、前記係止片の前記上方へ実質的に垂直に延長する部分およびその自由端が、前記長手方向外方において、実質的に同一平面とされていることを特徴とする電気コネクタ。
IPC (5件):
H01R 13/639 ,  B29C 39/26 ,  H01R 13/50 ,  H01R 23/00 ,  H01R 43/18
FI (5件):
H01R 13/639 Z ,  B29C 39/26 ,  H01R 13/50 ,  H01R 23/00 A ,  H01R 43/18
引用特許:
審査官引用 (1件)

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