特許
J-GLOBAL ID:200903037037663111

充電回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-229164
公開番号(公開出願番号):特開平9-074688
出願日: 1995年09月06日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 複数の異なった種類の電池パックの充電に共用し得る充電回路の提供。【解決手段】 直流電源電圧VCCの電池パック11の正極性端子への供給をオンオフする充電スイッチ14と、直流電源電圧VCCを電池パック11の二次電池13の一つ分の満充電電圧に等しい基準電圧VREFに変換する基準電圧回路16と、電池パック11の正極性端子及びグランド間に接続された電圧分割器VDと、電圧分割器VDの中間タップに発生された電池パック11の二次電池13の一つ分の現在の電圧と、基準電圧VREFに対応する電圧とを受け充電スイッチ14を制御する誤差増幅器EAとを有する。電圧分割器VDの中間タップの端子CEL1は、別の種類の電池パックを充電する際に使用される。
請求項(抜粋):
第1の正極性端子と、第1の負極性端子と、第1の電池ユニットとを有する第1の電池パック(図1の11又は図6の21)と、第2の正極性端子と、第2の負極性端子と、第2の電池ユニットとを有する第2の電池パック(図2の12又は図7の22)とのいずれかに組合わされて使用される充電回路(図1及び図2の10又は図6及び図7の20)であって、前記第1の電池ユニットは、互いに直列に接続されたN(Nは2以上の整数)個の二次電池(図1の13又は図6の13)を有し、前記第2の電池ユニットは、互いに直列に接続されたM(MはNより小さい1以上の整数)個の二次電池(図2の13又は図7の13)を有し、前記N個の二次電池及び前記M個の二次電池は、各々が満充電された状態において互いに等しい満充電電圧を持ち、前記N個の二次電池は、各々が満充電された状態において前記第1の正極性端子が前記第1の負極性端子に対して前記満充電電圧のN倍の電圧を持つように、前記第1の正極性端子及び前記第1の負極性端子に接続されており、前記M個の二次電池は、各々が満充電された状態において前記第2の正極性端子が前記第2の負極性端子に対して前記満充電電圧のM倍の電圧を持つように、前記第2の正極性端子及び前記第2の負極性端子に接続されており、前記充電回路は、この充電回路が前記第1の電池パックに組合わされて使用される時には前記第1の正極性端子が前記第1の負極性端子に対して前記満充電電圧のN倍の電圧を持つように前記N個の二次電池を充電し、前記充電回路が前記第2の電池パックに組合わされて使用される時には前記第2の正極性端子が前記第2の負極性端子に対して前記満充電電圧のM倍の電圧を持つように前記M個の二次電池を充電するためのものであり、前記充電回路は、充電スイッチ(14)と、充電制御回路(15)とを有し、前記充電スイッチは、正極性の直流電源電圧(VCC)が印加されるスイッチ入力端子(S)と、前記充電回路が前記第1の電池パックに組合わされて使用される時にはこの第1の電池パックの前記第1の正極性端子に接続され、前記充電。回路が前記第2の電池パックに組合わされて使用される時にはこの第2の電池パックの前記第2の正極性端子に接続されるスイッチ出力端子(D)と、スイッチ制御端子(G)とを持ち、このスイッチ制御端子に論理“0”の電圧が加わるとオンし、前記スイッチ入力端子の前記直流電源電圧の前記スイッチ出力端子への送出を許可し、前記スイッチ制御端子に論理“1”の電圧が加わるとオフし、前記スイッチ入力端子の前記直流電源電圧の前記スイッチ出力端子への送出を禁止するものであり、前記充電制御回路は、前記スイッチ入力端子に接続され、前記直流電源電圧が印加される回路入力端子(IN)と、前記スイッチ制御端子に接続される回路出力端子(EXT)と、前記充電回路が前記第1の電池パックに組合わされて使用される時にはこの第1の電池パックの前記第1の正極性端子に接続されると共に前記スイッチ出力端子に接続され、前記充電回路が前記第2の電池パックに組合わされて使用される時にはこの第2の電池パックの前記第2の正極性端子に接続されると共に前記スイッチ出力端子に接続される第1の正極性端子接続端子(図1及び図2のCEL2又は図6及び図7のCEL3)と、前記充電回路が前記第2の電池パックに組合わされて使用される時にこの第2の電池パックの前記第2の正極性端子に接続される第2の正極性端子接続端子(図1及び図2のCEL1又は図6及び図7のCEL2)とを持ち、前記充電制御回路は、前記回路入力端子に接続され、前記直流電源電圧を前記満充電電圧に等しい基準電圧(VREF)に変換する基準電圧回路(16)と、分割器負極性端子、分割器正極性端子、前記分割器負極性端子及び前記分割器正極性端子間に順次接続され、互いに直列接続されかつ互いに等しい抵抗値を持つ第1乃至第Nの抵抗器(図1及び図2のR1 〜R2 又は図6及び図7のR1 〜R3 )を有し、前記分割器負極性端子はグランドに接続されると共に前記分割器正極性端子は前記第1の正極性端子接続端子に接続され、前記第1乃至前記第Nの抵抗器の内の第Mの抵抗器(図1及び図2のR1 又は図6及び図7のR2 )と第(M+1)の抵抗器(図1及び図2のR2 又は図6及び図7のR3 )との接続点が前記第2の正極性端子接続端子に接続され、前記第1の正極性端子接続端子の電圧を分圧する電圧分割器(VD)と、前記充電回路に組合わされた前記電池パックの前記二次電池の内の一つの現在の電圧に等しい前記第1の抵抗器の両端間の電圧を前記基準電圧に比較し、前記第1の抵抗器の両端間の電圧が前記基準電圧より小さい時は前記回路出力端子に前記論理“0”の電圧を供給し、前記第1の抵抗器の両端間の電圧が前記基準電圧以上の時は前記回路出力端子に前記論理“1”の電圧を供給する誤差増幅器(EA)とを有することを特徴とする充電回路。

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