特許
J-GLOBAL ID:200903037045349272

過充填防止機能付LPガス容器バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355739
公開番号(公開出願番号):特開平10-185097
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 軒先充填を容易にするため、一つの容器バルブで、ガス放出とガス充填を兼用し、かつ簡単で安全性の高い過充填防止機能が得られるようにする。【解決手段】 ガス容器のガス通路2に、ガス充填時の過充填を防ぐ過充填防止弁10を設ける。液化ガスの液面移動に伴って上下動するフロートにボール下部を連動させることによって、過充填防止弁の開閉を行う。過充填防止弁は、上下に分割されるボールで構成し、ボール上部11の下面とボール下部12の上面が接触し、その接触面からボール下部の下側球面に向かって貫通するガス通過孔12bを設けることによって、フロートに大きな浮力を受けている場合のガス放出時に、ガス放出方向へのみ通過を許容する方向性のある弁機能を持たせる。
請求項(抜粋):
プロパンガス容器に取りつけられ、少なくとも通過するガスの通路を開閉する開閉弁とガス圧の異常上昇に対応して作動する安全弁を備えたガス容器バルブにおいて、前記バルブのガス放出時の出口を入口としてガス充填を行う場合の過充填を防ぐため該バルブ内のガス通路に前記開閉弁と直列に配置した過充填防止弁と、前記ガス容器内の液化ガスの液面移動に伴って上下動するフロートを駆動源として前記過充填防止弁を開閉させる過充填防止弁駆動手段とを設け、前記過充填防止弁に、通常姿勢においてガスの通過をガス放出方向へのみ許容しガス充填方向へは許容しない方向性のある弁構造を一体に組み込んだことを特徴とする過充填防止機能付LPガス容器バルブ。

前のページに戻る