特許
J-GLOBAL ID:200903037047567498

光導波路と受光素子の結合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236017
公開番号(公開出願番号):特開平10-082925
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 光導波路と受光素子を高効率で光結合させるとともに、光導波路への反射戻り光を低減させる。【解決手段】 光導波路1のコア部4を横切るようにV溝8が形成されている。V溝8の導波光が出射される側の面は、基板表面に対してほぼ垂直に形成され、対向する面は約45度に傾斜して形成されている。傾斜面9には全反射コート10が形成されており、導波光は上方向に反射され、光導波路1の上部に受光面7を下に向けて配置された受光素子6に結合する。ここで、V溝8と受光素子6との間は光導波路1のコア4とほぼ同じ屈折率を有する屈折率整合剤11により充填されている。光導波路1から出射された導波光は反射面を経ないで受光素子に結合するので、高効率、低反射結合が可能になる。また、屈折率整合剤11の表面を表面張力を利用して凸形状にしてレンズ効果を持たせることもできる。
請求項(抜粋):
基板中に形成された光導波路と、受光素子とを備え、前記光導波路は、第1の壁面が前記光導波路に対して垂直であり、第2の壁面が前記基板の表面に対して傾斜し該第2の壁面に光を反射する反射膜が形成された溝が形成され、前記受光素子は、前記溝の上部に配置され、前記溝には、前記光導波路のコアとほぼ同じ屈折率を有する屈折率整合剤が充填されており、前記光導波路の前記第1の壁面から出射された光が、前記反射膜で反射して前記受光素子に光学的に結合することを特徴とする光導波路と受光素子の結合構造。
IPC (2件):
G02B 6/26 ,  G02B 6/122
FI (3件):
G02B 6/26 ,  G02B 6/12 A ,  G02B 6/12 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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