特許
J-GLOBAL ID:200903037051591239

内燃機関のノック判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-270648
公開番号(公開出願番号):特開2007-077968
出願日: 2005年09月16日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 内燃機関のノック判定装置において、ノック発生によるノック判定値の上昇を抑制しつつ、運転条件の急変やノイズ等による振動強度のステップ的なレベル上昇に対しては、これに追従させてノック判定値を上昇させることができるようにする。 【解決手段】 ノックセンサの出力信号から求められる振動強度が連続してノック判定値を超える回数を判定し、この回数が所定値未満であれば、ノックによる振動強度の上昇と判断して、ノック判定値の更新(振動強度分布の統計的指標の更新)を禁止する。一方、振動強度が連続してノック判定値を超える回数が所定値以上であれば、エンジン運転条件の急変やノイズ等による振動強度のステップ的なレベル上昇と判断して、ノック判定値の更新(振動強度分布の統計的指標の更新)を許可することで、運転条件の急変やノイズ等による振動強度のステップ的なレベル上昇に追従させてノック判定値を上昇させる。 【選択図】 図7
請求項(抜粋):
内燃機関のノック振動を検出するノックセンサと、 内燃機関の運転中に所定のサンプル周期で前記ノックセンサの出力信号から振動強度を算出する振動強度算出手段と、 前記振動強度のデータを統計的に処理して振動強度分布の統計的指標を算出する分布判定手段と、 前記振動強度分布の統計的指標に基づいてノック判定値を設定するノック判定値設定手段と、 前記振動強度を前記ノック判定値と比較してノックの有無を判定するノック判定手段と を備えた内燃機関のノック判定装置において、 前記分布判定手段は、前記ノック判定値を超える大きな振動強度のデータを前記統計的指標の算出に使用しないようにする手段と、前記振動強度が連続的に前記ノック判定値を超える回数又は頻度が所定値以上となったときに前記ノック判定値を超える大きな振動強度のデータも前記統計的指標の算出に使用する手段とを備えていることを特徴とする内燃機関のノック判定装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 ,  G01H 17/00 ,  G01L 23/22
FI (3件):
F02D45/00 368D ,  G01H17/00 B ,  G01L23/22
Fターム (36件):
2F055AA23 ,  2F055BB20 ,  2F055CC14 ,  2F055DD20 ,  2F055EE04 ,  2F055EE40 ,  2F055FF11 ,  2F055GG49 ,  2G064AA14 ,  2G064AB01 ,  2G064AB02 ,  2G064AC03 ,  2G064AC22 ,  2G064AC41 ,  2G064CC45 ,  2G064CC58 ,  2G064CC62 ,  3G384BA24 ,  3G384CA11 ,  3G384CA12 ,  3G384DA27 ,  3G384DA28 ,  3G384DA55 ,  3G384EB03 ,  3G384EB04 ,  3G384EB16 ,  3G384EB17 ,  3G384EC11 ,  3G384ED01 ,  3G384ED04 ,  3G384ED06 ,  3G384ED07 ,  3G384ED08 ,  3G384EE04 ,  3G384FA33Z ,  3G384FA68Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第2605805号公報(第3頁〜第4頁等)
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-294748
  • 自動適合用ノック自動検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-154619   出願人:トヨタ自動車株式会社, 富士通テン株式会社
  • 特開昭62-294748
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