特許
J-GLOBAL ID:200903037060112084

吸収冷温水機及び濃溶液制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-054350
公開番号(公開出願番号):特開平8-247568
出願日: 1995年03月14日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 蒸発器温度に比例しかつ入力負荷に対応して濃溶液バイパス量を変化し吸収能力を制御する。【構成】 低温溶液熱交換器4からの濃溶液管14に接続し吸収器9をバイパス可能な濃溶液バイパス機構と、濃溶液バイパス機構の制御手段とを具備し、濃溶液バイパス機構は、比例弁18により形成され、制御手段19は、蒸発器温度Tと入力負荷とを入力し、蒸発器温度Tに比例しかつ入力負荷に対応する比例弁18の弁開度を演算し、その弁開度で比例弁18を開閉し濃溶液バイパス流量を制御するものである。【効果】 冷水温度の急激な温度変化が防止され、運転が安定する。
請求項(抜粋):
希溶液を加熱する高温再生器と、該希溶液を冷媒蒸気と中間濃溶液とに分離する分離器と、該中間濃溶液を前記希溶液と熱交換させて降温する高温溶液熱交換器と、降温した前記中間濃溶液を前記冷媒蒸気で再度加熱し濃溶液を生成する低温再生器と、該濃溶液を前記希溶液と熱交換させて降温する低温溶液熱交換器と、前記冷媒蒸気を液冷媒に凝縮する凝縮器と、前記液冷媒を滴下しかつ蒸発する蒸発器と、前記低温溶液熱交換器からの前記濃溶液を滴下しかつ前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収させて希溶液を生成する吸収器とを備えてなり、濃溶液管に接続され前記吸収器をバイパス可能な濃溶液バイパス機構と、該濃溶液バイパス機構の制御手段とを具備した吸収冷温水機において、前記濃溶液バイパス機構は、濃溶液バイパス比例弁により形成されるとともに、前記蒸発器温度に比例しかつ入力負荷に対応して弁開度が制御され、前記制御手段は、前記蒸発器温度に比例しかつ前記入力負荷に対応して前記弁開度を演算するものであることを特徴とする吸収冷温水機。

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