特許
J-GLOBAL ID:200903037077359997

車両用前照灯の照射角度位置調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191677
公開番号(公開出願番号):特開平7-017323
出願日: 1993年07月06日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 特別の信号ラインを設けることなく、照射角度位置設定器からの信号のいずれか一方でも異常が生じた場合、左右の前照灯の照射角度位置を設計者の意図する同一の位置に固定する。【構成】 設定器1,右および左前照灯駆動ユニット2,3を図の如く構成する。今、照射角度位置の調整動作中、ラインL1が断線したとする。この場合、駆動ユニット2において、点P1R の電圧VspR が異常上昇し、CP3R の出力が「L」、Q5R がオン、CP2R の非反転入力電圧の上昇により、その比較出力が「H」となる。これにより、右前照灯の照射角度位置が予め定められた任意の位置に固定される。一方、設定器1では、点P0の電圧V1が異常低下する。これにより、駆動ユニット3の点P1L の電圧VspL が異常上昇し、左前照灯の照射角度位置が予め定められた上記と同じ任意の位置に固定される。
請求項(抜粋):
設定照射角度位置に応じた第1および第2の信号を出力する照射角度位置設定手段と、この照射角度位置設定手段の出力する第1の信号を入力とし、この信号に基づいて第1の前照灯の照射角度位置を調整する第1の照射角度位置調整手段と、前記照射角度位置設定手段の出力する第2の信号を入力とし、この信号に基づいて第2の前照灯の照射角度位置を調整する第2の照射角度位置調整手段と、前記第1の信号に異常が生じた場合、これを検出して前記第1の照射角度位置調整手段を動作させ、前記第1の前照灯の照射角度位置を予め定められた任意の位置に固定する第1の異常検出手段と、前記第2の信号に異常が生じた場合、これを検出して前記第2の照射角度位置調整手段を動作させ、前記第2の前照灯の照射角度位置を予め定められた任意の位置に固定する第2の異常検出手段と、前記第1の信号に異常が生じた場合には前記第2の信号を異常とし、前記第2の信号に異常が生じた場合には前記第1の信号を異常とする手段とを備えたことを特徴とする車両用前照灯の照射角度位置調整装置。

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