特許
J-GLOBAL ID:200903037079451793

有機電解液二次電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三輪 鐵雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-099997
公開番号(公開出願番号):特開平11-283670
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 不可逆容量を低減させ、高容量の有機電解液二次電池を提供する。【解決手段】 正極、負極および有機溶媒系の電解液を有し、上記正極および負極がリチウムイオンをインターカレーション・デインターカレーションしうる活物質を用いてなる有機電解液二次電池の製造にあたり、負極活物質として(002)面の面間隔(d002 )が0.34nm以上の炭素質材料または周期律表13族もしくは14族の元素の酸化物もしくは合金を用い、上記負極活物質がリチウムイオンを挿入しうる状態で負極を作製し、該負極をリチウムイオンと溶媒和または錯体形成しうる化合物を含む有機溶媒中でリチウムを分散させた分散液に接触させることにより、負極活物質にリチウムイオンを不可逆容量(1サイクル目の充電容量と放電容量との差)の0.5〜1.5倍の範囲で挿入した後、電池缶に挿入して電池を組み立てる。
請求項(抜粋):
正極、負極および有機溶媒系の電解液を有し、上記正極および負極がリチウムイオンをインターカレーション・デインターカレーションしうる活物質を用いてなる有機電解液二次電池の製造にあたり、負極活物質として(002)面の面間隔(d002 )が0.34nm以上の炭素質材料または周期律表13族もしくは14族の元素の酸化物もしくは合金を用い、上記負極活物質がリチウムイオンを挿入しうる状態で負極を作製し、該負極をリチウムイオンと溶媒和または錯体形成しうる化合物を含む有機溶媒中でリチウムを分散させた分散液に接触させることにより、負極活物質にリチウムイオンを不可逆容量(1サイクル目の充電容量と放電容量との差)の0.5〜1.5倍の範囲で負極活物質に挿入した後、上記正極および負極を電池缶に挿入して電池を組み立てることを特徴とする有機電解液二次電池の製造方法。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58
FI (3件):
H01M 10/40 A ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/58

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