特許
J-GLOBAL ID:200903037081068662

可変バルブタイミング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187805
公開番号(公開出願番号):特開平5-033615
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 装置故障時においても通常のバルブタイミング固定エンジンと同等の性能を維持可能な可変バルブタイミング装置を提供する。【構成】 タイミングプーリ1とカムシャフト2との間に、内外周面に設けたヘリカルスプライン17a,17b,11a,13bを介してタイミングプーリとカムシャフトとに噛合するリングギヤ17を設ける。リングギヤは外囲ピストン4内で移動可能な内在ピストン5に連結されている。油圧室23に油圧を供給することにより内在ピストンとリングギヤは軸方向に移動し、バルブタイミングは進角する。又、油圧室20に油圧を供給することにより外囲ピストンを内在ピストン,リングギヤと共に上記と逆方向へ移動させ、バルブタイミング遅角を行う。装置故障時には油圧室20,23の油圧を抜くことによりピストン4,5はスプリング4c,5cにより復帰し、基準タイミングでのエンジン運転が確保される。
請求項(抜粋):
内燃機関のカムシャフトとタイミングプーリとの間に位相変換部材を介装し、該位相変換部材を軸線方向に移動させることによりカムシャフトとタイミングプーリとを相対的に回動させてバルブタイミングの切換えを行う可変バルブタイミング装置において、前記位相変換部材をバルブタイミング進角側に移動させる進角側駆動手段と、バルブタイミング遅角側に移動させる遅角側駆動手段とを備え、両方の駆動手段が作動していない基準バルブタイミングから前記進角側駆動手段のみを作動させて進角側バルブタイミングを得、前記基準バルブタイミングから前記遅角側駆動手段のみを作動させて遅角側バルブタイミングを得ることを特徴とする可変バルブタイミング装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02

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