特許
J-GLOBAL ID:200903037083882464

熱定着装置用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011921
公開番号(公開出願番号):特開平5-204277
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 ヒータを加熱ローラのみに配設する経済性を維持しつつ、高速複写機に適用した場合にも最初から良好な定着性を有するとともに、ローラ被覆材の長寿命化を図る熱定着装置用制御装置を提供する。【構成】 離型性材料層で表面を被覆された加熱ローラ101と加圧ローラ102とがある。2つのローラの少なくとも一方は駆動モータ103により駆動されるが、2つのローラは相互に接触するために双方のローラが回転する。加熱ローラ101の表面温度は検出手段104で検出され制御手段105によりヒータ106の発熱量を制御することにより制御される。そしてスタンバイ時制御手段110は、温度検出手段107により検出された加圧ローラ表面温度が上限温度判定手段108で上限温度以上であると判定された時に駆動モータ103の回転を停止し、下限温度判定手段109により加圧ローラ表面温度が下限温度以下であると判定された時に駆動モータ103の回転を指令する。
請求項(抜粋):
離型性材料層で表面を被覆された加熱ローラ(101)と、該加熱ローラ(101)と接触するように配設され離型性材料層で表面を被覆された加圧ローラ(102)と、該加熱ローラ(101)あるいは該加圧ローラ(102)のいずれか一方を駆動することにより相互に接触する該加熱ローラ(101)および該加圧ローラ(102)の双方を回転させる駆動モータ(103)と、該加熱ローラ(101)を被覆する離型性材料層の表面温度を検出する加熱ローラ表面温度検出手段(104)と、該加熱ローラ表面温度検出手段(104)で検出された該加熱ローラ(101)の表面温度と所定温度との温度偏差に基づき制御演算を実行する加熱ローラ表面温度制御手段(105)と、該加熱ローラ表面温度制御手段(105)の出力に応じてその発熱量が制御され該加熱ローラ(101)の内部に設置されるヒータ(106)と、から構成される熱定着装置用制御装置であって、該加圧ローラ(102)を被覆する離型性材料層の表面温度を検出する加圧ローラ表面温度検出手段(107)と、該加圧ローラ表面温度検出手段(107)により検出された加圧ローラ表面温度がスタンバイ時に予め定められた上限温度以上であることを判定するスタンバイ時上限温度判定手段(108)と、該加圧ローラ表面温度検出手段(107)により検出された加圧ローラ表面温度がスタンバイ時に予め定められた下限温度以下であることを判定するスタンバイ時下限温度判定手段(109)と、該スタンバイ時上限温度判定手段(108)により加圧ローラ表面温度が上限温度以上であると判定された時に該駆動モータ(103)の回転を停止し、該スタンバイ時下限温度判定手段(109)により加圧ローラ表面温度が下限温度以下であると判定された時に該駆動モータ(103)の回転を指令するスタンバイ時制御手段(110)と、を含むことを特徴とする熱定着装置用制御装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 109 ,  G03G 15/00 102 ,  G03G 15/20 107 ,  G05D 23/19
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開平3-089382
  • 特開昭53-139539
  • 特開平3-089382
全件表示

前のページに戻る