特許
J-GLOBAL ID:200903037085834009

配電線区分開閉器制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034145
公開番号(公開出願番号):特開平9-233685
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】高圧配電線を区分開閉器により複数の区間に区分し隣接する高圧配電線を連係点で連係開閉器により相互に連係する配電系統において、故障区間を切り離す際に健全区間は停電しない。【解決方法】高圧配電線22のX点で事故が発生する。第一の子局621は、第四の伝送媒体94を介し、第二の子局821、及び822と配電線情報センサ521、及び522の出力を通信し、この出力があらかじめ自局に設定する設定する設定値の範囲を超え、且つ設定値の範囲を超える時間があらかじめ自局に設定する設定時間を超えて継続する場合、あらかじめ自局に設定する開閉器入/切制御手順に従って、第一の伝送媒体を介して、第一の子局622、及び741と通信し、連系開閉器41を入りとし、区分開閉器322を切りとし、自局に接続する区分開閉器321を切りとし、配電用変電所1の配電線情報センサの出力かこの事故発生により変化し、保護リレー142が遮断器122をトリップする以前に事故区間を切り離す。
請求項(抜粋):
配電用変電所の同一バンクに接続する複数の高圧配電線をそれぞれ列をなす電柱に敷設し、複数の電柱ごとに区分開閉器を装柱し、この区分開閉器を高圧配電線に接続し、更に二つの高圧配電線を連係する連系点の電柱に連系開閉器を装柱し、この連系開閉器をこの二つの高圧配電線に接続する配電線系統に於て、区分開閉器、及び連系開閉器を装柱する電柱にそれぞれ第一の子局を設置し、区分開閉器、又は連系開閉器を第一の子局にそれぞれ接続し、その他の電柱に配電線情報センサと第二の子局とをそれぞれ設置し、配電線情報センサと第二の子局とを接続し、複数の伝送媒体より成る通信線を電柱に敷設し、通信線の第一の伝送媒体に第一の子局をそれぞれ接続し、この第一の伝送媒体の他の一端を親局に接続し、通信線の第二の伝送媒体、第三の伝送媒体、・・・・、第Nの伝送媒体のいづれか一つの伝送媒体を隣接する区分開閉器を装柱する電柱により挟まれる列をなす電柱に装柱する第二の子局にそれぞれ接続し、この伝送媒体の他の一端をこの隣接する区分開閉器を装柱する電柱の電気的に配電用変電所に近い電源側の電柱に装柱する第一の子局に接続し、第一の子局は、通信線の第二の伝送媒体、第三の伝送媒体、・・・・、第Nの伝送媒体のいづれか一つの伝送媒体を介して、第二の子局と配電線情報値を通信し、第一の子局は、この配電線情報の数値があらかじめ自局に設定する設定数値を上回る、又は下回る場合、及びこの数値が設定数値を上回る、又は下回る継続時間があらかじめ定めた時間を超える場合、あらかじめ自局に登録する開閉器入/切制御手順に従って、通信線の第一の伝送媒体を介し、他の第一の子局と通信し、他の第一の子局に接続する区分開閉器、又は連系開閉器、及び自局に接続する区分開閉器との入/切制御を実施し、親局は、定められた時間間隔で、通信線の第一の伝送媒体を介し、第一の子局と順次通信し、この配電用変電所の同一バンクに接続する複数の高圧配電線に設置する区分開閉器と連系開閉器との入/切状態情報を収集する、ことを特徴とする配電線区分開閉器制御装置。
IPC (2件):
H02H 7/26 ,  H02J 13/00 311
FI (4件):
H02H 7/26 J ,  H02H 7/26 F ,  H02H 7/26 M ,  H02J 13/00 311 S

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