特許
J-GLOBAL ID:200903037091770306

給排水金具用継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早川 政名
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283790
公開番号(公開出願番号):特開平9-125485
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 取付部に挟持して取付けられる給排水金具の取付けと増し締めとをねじ止め等のように回転させるような面倒な作業を行うことなく嵌合操作で行える給排水金具用継手構造を提供する。【解決手段】 被係止部51の環状凸部51aとリング体32の環状凸部32aとが係合するように取付部の表裏方向から一対の筒部に嵌め合い力を付与し遊嵌凹部4のバック空間14のクリアランスを利用してリング体32が嵌め付け力が停止するまで拡径を継続する。人為的な嵌め付け力が無くなると被係止部51の環状凸部51aとリング体32の環状凸部32aとが係止関係を構成する。流水圧等によって離間する方向に引っ張られる等して、その抜き力が環状凸部51a、32aの係止部に作用すると、遊嵌凹部4における嵌合始端側の凹底面24から鈍角状をもって連設した傾斜状の凹側面34の案内作用でリング体32が自らの弾力性で縮径されて係止関係を強くし、筒部同士が外れることを防止する。
請求項(抜粋):
互いに嵌合して取付部を表裏から挟持する一対の筒部と、一方の筒部の外周部に設けられ嵌合方向と直交する方向に環状凸部を定間隔をおいて平行に複数条有する被係止部と、他方の筒部の内周面に凹設した環状の遊嵌凹部に遊嵌合され、被係止部の環状凸部と対応して嵌合方向と直交する方向に定間隔をおいて平行に環状凸部を複数条有する合成樹脂製の短筒状のリング体と、該リング体の中途部に円周方向と直交する方向に設けた縦割部と、該縦割部の両構成面に両長手辺を当接させて配置され、外部から回動操作可能とする細長形状の凸部とを備え、前記両環状凸部はその先端隅部に面取り部またはアール部を形成し、前記遊嵌凹部は、一対の筒部嵌合時の環状凸部同士の係合による前記リング体の拡径を許容する以上の広さのバック空間を該リング体の背面との間に確保する容積に形成すると共に、その嵌合始端側の凹側面をその凹底面から鈍角をもって連設する傾斜状にしてなり、前記凸部は前記縦割部の両構成面に両短手辺を当接するように回動させた状態で前記係合時の拡径以上までリング体を拡径する長手辺長さに形成してあることを特徴とする給排水金具用継手構造。
IPC (2件):
E03C 1/12 ,  E03C 1/23
FI (2件):
E03C 1/12 E ,  E03C 1/23 Z

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