特許
J-GLOBAL ID:200903037100308904

木材の接合方法及びこれに使用するほぞ固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-377462
公開番号(公開出願番号):特開2000-199272
出願日: 1998年12月29日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 寸法精度がよく、短時間で施工できる木材の接合方法及びこれに使用するほぞ固定装置を提供する。【解決手段】 ほぞ16をほぞ穴14に嵌入した状態で、第1の木材13及びほぞ16を貫通する断面円形の第1、第2の固定孔17〜19をそれぞれ形成する第1工程と、ほぞ16の肉厚L1より短く半径方向外側に突出可能な肉厚部20と、肉厚部20と対向する外側半分に形成されてほぞ16の肉厚L1より長い外面切欠き21とを中央部に有する固定用円筒体11の肉厚部20をほぞ嵌入方向に向けて、固定用円筒体11を第1、第2の固定孔17〜19に密着嵌入する第2工程と、固定用円筒体11に嵌合する断面円形のピン12を挿入し、肉厚部20を固定用円筒体11の半径方向外側に押し出し、肉厚部20をほぞ嵌入方向に突出させ、第1、第2の木材13、15の密着接合を行う第3工程を有する。
請求項(抜粋):
第1の木材のほぞ穴に第2の木材の端部に形成されたほぞを嵌入して木材を接合する方法において、前記ほぞを前記ほぞ穴に嵌入した状態で、前記第1の木材及び前記ほぞを貫通する断面円形の第1、第2の固定孔をそれぞれ形成する第1工程と、前記ほぞの肉厚より短く半径方向外側に突出可能な肉厚部と、該肉厚部と対向する外側半分に形成されて前記ほぞの肉厚より長い外面切欠きとを中央部に有する固定用円筒体の前記肉厚部をほぞ嵌入方向に向けて、該固定用円筒体を前記第1、第2の固定孔に密着嵌入する第2工程と、前記固定用円筒体に嵌合する断面円形のピンを挿入して、前記肉厚部を前記固定用円筒体の半径方向外側に押し出し、前記肉厚部を前記ほぞ嵌入方向に突出させて、前記第1、第2の木材の密着接合を行う第3工程を有することを特徴とする木材の接合方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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