特許
J-GLOBAL ID:200903037102947017

断熱内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999004179
公開番号(公開出願番号):WO2000-014396
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2000年03月16日
要約:
【要約】従来の内燃機関よりも熱効率を飛躍的に上げることを目的としている。ガソリンエンジンを代表とする火花点火方式の断熱エンジンや、ロータリディーゼルエンジンを簡単に可能にする。また、コストがあまりかからず、耐久性に対する信頼性の高い断熱エンジンを可能にすることを目的にしている。レシプロエンジンやロータリエンジンの燃焼室を断熱することによって冷却損失を低下あるいは無くし、そのぶん燃料を少なくして、従来のエンジンよりも燃費を良くする。安価で耐久性の有る断熱を可能にするため、燃焼室表面に耐熱材を置き、その耐熱材とエンジン基材(アルミ合金や鉄)との間に断熱材を置くという構造にする。圧縮比と膨張比とに差を設けて圧縮比よりも膨張比を大きくする方法や、最濃空燃比を薄くしたり吸気の最大量を制限することによって、断熱によって燃焼室壁の温度が過早着火を起こすような高温(850°Cを越える温度)にならない様にする。
請求項(抜粋):
シリンダーヘッド燃焼室面及びピストンヘッド表面に、鉄基耐熱合金、ニッケル基耐熱合金、コバルト基耐熱合金、セラミックスなどの耐熱材を置き、その耐熱材とエンジン基材との間に石綿、耐火セメント、セラミックスなどの断熱材を置くと共に、膨張比と圧縮比とに差を設け、膨張比の方を大きくすると同時に、最濃空燃比を薄くしたり、火花点火エンジンでは絞り弁部の口径や吸気管の口径を小さくしたり絞り弁最大開度を制限することによって、燃焼室が高温になり過ぎることをおさえたレシプロ断熱エンジン。
IPC (7件):
F02F 1/00 ,  F02B 23/00 ,  F02B 55/02 ,  F02B 55/08 ,  F02F 1/24 ,  F02F 3/00 ,  F02F 3/10
FI (7件):
F02F 1/00 G ,  F02B 23/00 H ,  F02B 55/02 A ,  F02B 55/08 G ,  F02F 1/24 M ,  F02F 3/00 J ,  F02F 3/10 B

前のページに戻る