特許
J-GLOBAL ID:200903037108235710

中空鉄筋コンクリート杭

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-256953
公開番号(公開出願番号):特開平11-093160
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 安価に高耐力が得られる中空鉄筋コンクリート杭を提供する。【解決手段】 遠心力成形用の型枠内に軸方向に沿って細長棒状の補強用鉄筋を複数配設する。各異形棒鋼に亘って略周方向に軸方向となるスパイラル状に接続する横拘束鉄筋を配設する。異形棒鋼は、中空鉄筋コンクリート杭の壁厚の1/3以上の径、もしくは、鉄筋比が6%以上とする。横拘束鉄筋は、ρs ・σsu≧12.63kgf/cm2 かつρs ・σsu≧2.07Ps を満たす条件とする。横拘束鉄筋1本の断面積をAs 、ピッチをa、横拘束鉄筋の配置直径をd、横拘束鉄筋の実引張強度をσsu、異形棒鋼の鉄筋比をPs とする。ρs =4・As /(a・d)である。型枠内に適宜配合したコンクリートを投入し、遠心力成形して中空鉄筋コンクリート杭を形成する。ひび割れせず、高軸力下で脆性的な破壊は生じず、軸力を十分に保持できる。高耐力のSC杭より安価に形成できる。
請求項(抜粋):
コンクリートに細長棒状の異形棒鋼が軸方向に沿って設けられた略筒状の中空鉄筋コンクリート杭において、周方向に沿って軸方向を有し前記異形棒鋼にそれぞれ接続される横拘束鉄筋が設けられ、前記異形鉄筋は、径寸法が壁厚の1/3以上および異形鉄筋の合計断面積がコンクリート断面積に対して6%以上の少なくともいずれか一方で、前記横拘束鉄筋は、この横拘束鉄筋1本の断面積をAs 、ピッチをa、この横拘束鉄筋の配置直径をd、この横拘束鉄筋の実引張強度をσsu、および、前記異形棒鋼の鉄筋比をPs とした際に、ρs ・σsu≧12.63kgf/cm2 で、かつ、ρs ・σsu≧2.07Ps を満たす条件で配設されたことを特徴とする中空鉄筋コンクリート杭。
IPC (3件):
E02D 5/30 ,  B28B 21/68 ,  B28B 23/20
FI (3件):
E02D 5/30 A ,  B28B 21/68 ,  B28B 23/20

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