特許
J-GLOBAL ID:200903037111017626

複合繊維およびその織編物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224807
公開番号(公開出願番号):特開平5-051821
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 カードの通過性がよく、アルカリ処理後においても織編物の厚みの減少が少なく、紡績糸用に好適な複合繊維を提供する。【構成】 実質的にポリアミド成分が鞘部(1)ポリエステル成分が芯部(3)を構成する複合繊維であって、芯部のポリエステル成分の断面形状を放射状に延びる少なくとも4個の分岐部(2)を備える菊花状となし、その太さを0.6デニール以上となして繊維の中心部に位置させるとともに一部の分岐部(2a)の外端を繊維の外周面に僅かに露出させ、露出していない分岐部の外端と繊維の外周面との間に厚みが1μ以下のポリアミド成分の薄膜(1A)を有するような断面形状の複合繊維(4)となし、アルカリ処理してポリエステル成分を溶解除去するとポリアミド成分により数個の断面クサビ状のセグメントが薄膜(1A)によって連なった細繊度化繊維と断面クサビ状の極細繊維とに分割されるように構成した。
請求項(抜粋):
ポリアミド成分とポリエステル成分が軸方向に連続した構造で接合されてなる複合繊維であって、実質的にポリアミド成分が鞘部、ポリエステル成分が芯部を構成して鞘部と芯部の複合比が5:5〜7:3であり、芯部のポリエステル成分は繊維の中心部に位置して中心部から放射状に延びる少なくとも4個の分岐部を備え、その芯部の繊度が0.6デニール以上であり、分岐部にはその外端が繊維の外周に僅かに露出した分岐部と露出していない分岐部とを有し、露出していない分岐部の外端と繊維外周面との間に存在するポリアミド成分の薄膜の厚みが繊維直径の1/20以下であることを特徴とする複合繊維。
IPC (7件):
D01F 8/14 ,  D01D 5/34 ,  D01F 8/12 ,  D02G 3/02 ,  D03D 15/00 ,  D06M 11/38 ,  D06Q 1/02

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